Website 戦略最新事例

デジハリのネクサス アドバンスドセミナーの3回目、「ウェブサイト戦略最新事例」に参加してきました。今回も、どちらかと言えばweb2.0的なキーワードを元に最近のwebアクセスと、webのホットなサービス事情のお話しが中心と言った感じでしょうか。なかなか参考になることも多く面白かったですね。

 さて、今回のセミナーの講師樋口さんはサイトの集客シナリオとサイトの導線に関してのコンサルティングを行っているようです。コンサルティングは以前から小売店の店舗回遊導線の仕事をしていたらしく、webのブラウザを通して、お客さまがどうやって購入まで至るのか、ということをやってらっしゃるようですね。
 最近は、このあたり、インフォメーション・アーキテクチャとして出て来ているので、そのお話をもって聞きたかったなあと….。

 でも今回は、web2.0のお話が中心。ポイントとして出て来たことで気になった所をピックアップしていくと…。

  • 閲覧と書込の関係
    閲覧者と書込の数の関係は0.6〜1%。書込一件あたり、100人の閲覧者を呼込む!
  • ネタ・トリガーマーケティングだ
    一つのネタがクチコミを呼ぶ。話題をまくとそこから新たな流入が。
  • PushとPullの合成型マーケティング
    書込を呼ぶPull型と放送を流したり、情報を配信するPush。例えばブログだってそうですよね。
  • ネットの消費行動はAISAS[G] そして、AISCEAS[G]

 そんな感じでしょうか。

 また、web2.0的なサイトとして、以下のサイトが紹介されていました。

さて、このweb2.0。誰が享受しているのか。
セグメントを調べてみると、アクティブユーザーは、ほんの5%程度しかいない。オイラみたいにブログを続けている人はある意味変人であると言うことか(笑)。
ではROMして、そこから買い物している人はどのくらいか、全体構成の30%はそうらしい。それ以外は、ショップも出来ないと言うことかなあ。
SNSを使う層は、女性の10〜20代では10%前後いるようだが、全体だと3%。webはやはりある程度特定の人が使う分野のなのかもしれない。
 だけども、使う層も若い人から増えてはいる。30代位を境に上は苦労しているのでネットまでは、やるけれどと言う感じ。逆に10代だとネットよりもケータイ。使う層は変ってくる感じですね。

 ともかくROM層は非常に多いので、この層を動かすバズの一部の人たちにどう訴えていくかと言うのが、一つのテーマになるかもしれませんね。アメリカでは、このことをWOM[G](Word of mouse)とも言うらしいですけど。

 また最後には社員2.0の話題もありました。これちょっと笑えるので参考にしてみて下さい。


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