スパイダーマン 3
ピーター・デイヴィッド 富永 和子 
おもしろかったねえ。
映画みてきました。スパイダーマン３。４歳のムスメが一緒にみたいと言う事で、一緒になって行ってきました。映画館は、お客さんがいっぱいでしたね。
さて、今回のスパイダーマンの敵キャラは、今まで登場してきたグリーンゴブリンが息子になって再登場。そして、新登場のサンドマンとベノムが出て来ました。
サンドマン
ベノム
さて、映画の感想ですけどもネタバレはできるだけ書かないようにはしますけども、一応見たい人だけと言う事で。
ちなみに簡単に感想言うと、「２の方が好きかな…」
サンドマンのイメージはすごかったですね。あのキャラクターはすごいお金かかっていそう。ＣＧで流体力学のイメージを作るととてもお金がかかった気がしました。きっと、その計算とプログラムの作成にお金かかっていますよ。
正直、最後まで、このキャラクターの印象が強かったので、ベノムはもったいなかった気がしますよ。
そう、この映画の問題はベノムなんですよ。
ベノムって、もっと、いかついキャラクターのイメージなんです。
でも今回の映画に出てくるベノムってなんか貧弱で小さくて、物足りない。ちっちゃいんですよね。スパイダーマンでは、マクファーレンが作ったキャラクターですから、人気も高い。彼だけのシリーズも多くでていますからね。ライバルキャラクターとしても一流ですから、この程度の登場では、正直、物足りない。いっそ出さなければ良かったのに。
今回のお話の内容なら….バルチャーくらいで十分なような。
でも、おもしろかったのは、「黒スパイダーマン」。その時に「性格が攻撃的になる」という表現になるんですけど、ピーターもその時にキャラクターが変っておもしろい。その演技をしていたトビーマクガイア、すばらしいと思いますよ。
キャラクターが変ったどころか、雰囲気が全くの別人。きっと本人もおもしろがって演技していたに違いない。
最後は…なんかジャンプをみているようでしたな(笑)
細かい所は言わないとして、とりあえず、今まで３作の積み上がっていた問題に一応の決着をつけた。その点は非常に買う所がありました。アメコミだと、なーなーに終わっちゃいそうな所なのをね。
でも、個人的にケチをつけると、アクションシーンが、もうひとつワクワクしなかったのはなぜだろう。もっとロープアクションが見たかったかなあ。スパイダーマンのバトルフィールドはニューヨークの町を縦横無尽に駆け回るところが好きなんだけど、今回は戦っている場所が狭かった気がしましたね。もっと、駆け回って欲しかった。
でも、ちゃんと期待に応えてくれたのは嬉しい限り。
そして、サムライミらしく、ムダに怖いシーンは、４歳のムスメには怖過ぎたみたい。ちょっと怖い感じの演出の所では、「怖いよー、帰ろうよー」なんて言ってましたけど。でも、きちんと最後までみていましたよ。おもしろかったですって。
広い意味で、たくさんの人が楽しめる作品に仕上がっています。単純に映画を楽しみたい、そう思う人には、やはりスパイダーマンはおすすめ！