闇金ウシジマくん 8 (8)
真鍋 昌平
「この本、面白いけど後味ワルイッスよ」
と、会社のマンガ好きが推してくれた一冊。
確かにこの闇金を舞台にしたマンガと言うのは初めてみた。人間関係のこの切なさと言うか、醜さと言うか、嫌なものをここまでは来だす作品と言うのは、初めて見たよ。
主人公は闇金の高利貸ウシジマ。そこに借りに来るのは、パチンコ狂いも入れば、ただの見栄で高いものを買うもの。また、カード中毒や引きこもり。そう言った社会の表舞台に立つ事がない人ばかり。
そんな人たちを食い物にする高利貸。だからといって彼らも楽じゃない。と言うか、まともじゃない。
金を借りると言う事はどういう事か。
理解していない人は、一度よんで見るとその恐ろしさと言うのを、改めて感じる事ができるような、強烈すぎるような…。
面白いけど、後味悪すぎるよ(笑)。
これは褒め言葉でもあり、真実でもあり。
でも買って自分の本棚に置くと悪い夢見そうでヤだなあ(笑)