リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン (Vol.1)
Alan Moore Kevin O’Neill 秋友 克也
リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン (続)
Alan Moore Kevin O’Neill 秋友 克也
今日紹介したウシジマ君があまりに後味悪いので、後味よく、ストーリーの凝った一冊を紹介しておきましょうよ。
というか、今更な本の紹介でもありますな(笑)。
しょうがない。本当に今日読んだばかりの本ですから。
映画は、ショーンコネリーが大暴れしていた作品ですが、実際のこの作品はどちらかと言えば、ストーリーで読ませる作品です。
絵自体は、それほど引きつけられる物ではないのですが、とんでもない展開と昔からの小説に出てくるキャラクターが、強烈に出てきます。
当然ながら、ジキルとハイドは変身すると、人の体を噛みちぎるわ、ひきちぎるはで、大暴れ。また、潜水艦の艦長、ネモは普段はとても紳士だが、ひとたび、マシンガンをもって暴れると狂人のように殺しまくる。
まさに、ジェントルマンと狂人の境をいったり来たりする話となっている。キャラクターが極端でその演出の妙は、まさにアランムーアの作品らしいとも言えるなあ。
一作目は、謎の依頼者の下に、中国人の地下組織に潜入するイギリスジェントルマンな話。もうそれだけでも、突飛な事ですな。
2作目は、宇宙人との対決とまた妙な話で。
しかし、その妙な話とは言え、わくわくできる冒険譚になっていますので、よくできていると、唸る事も多いですね。
英語版では、 もうすぐAbsolute Editionなるものもでるらしいけど、妙に高いのですよ。いったいこれは何だろう。不思議な一冊。
The League Of Extraordinary Gentlemen: The Absolute Edition
Alan Moore Kevin O’Neill
映画も最近安くなっていますので、紹介しておきますわ。
ショーンコネリー大暴れですので、こっちはバカ映画として楽しめますからね。
リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
ショーン・コネリー スティーブン・ノリントン スチュアート・タウンゼント