売れているネットショップはどんなことをやっているのか。その試作として、単純にページに適応するだけじゃなく、バックエンド側が使う方法、そしてお店だけじゃなくて、オークションサイトやメルマガなど広く運営などあらゆる手段を使う方法が書かれている。ということで、もしネットショップをやると、このくらい苦労するんだ、と言うことをはっきり書かれた本。
ただお店を造るだけで、儲かるという状況にないことをはっきり書いた本ということだ。
確かにお店と違ってお客さんとの接触は少ないかもしれないが、別のことで手間がかかる。新しい店一つ持つくらい苦労は堪えないということなんだろう。
私が一番注目した記事は、何といっても一ヶ月のスケジュール。メルマガをどのタイミングで書いているか。懸賞など、どのようなタイミングでうってみたかなど、ここが書かれていることは、あなどれない。
ちなみに、懸賞って、残念ながら見込み客にはつながらない。ここは気をつけないといけませんな。
お店のバックエンドにも力が入っていて、例えば、代金後払い。これは、忘れならまだいいが、詐欺で払ってくれない人間もいる。それに対抗する為に、リスク管理を代行してくれる会社もあるらしい。ちなみに、代金後払いがあると、目に見えて売れるお店もあらしい。検討の価値はあるかもしれない。
ショッピングモールに対しても、比較的好意的に書かれている。ショッピングモールを考えている人にとっては、良いかもしれない。(功罪はお店それぞれだけど…。)
とにかく、ネットショップをやってみたい人、一度読んでみて欲しい。ここまですれば、お店は儲かるかもしれない…。でも、やっぱりお店次第なんですよ、ねえ。