インターネットのショッピングサイト、お客さんを集めてくるにはどうしたら良いだろう。ちょっと前に大きくなった、『SEO』。これが大きく集客を集める手段になっている、ということは良く言われている。この著者は前に、SEOを徹底的に突き詰めた本を出したが、その応用としてショップサイトに適応したのがこの本、ということだ。
ショップの成功は、こういう式に成り立つらしいよ。
販売 = 商品 × (広告宣伝 + 顧客対応) × ホームページ
ここで一番重要は、商品。そしてホームページは基本を1として、減点法で計算するということらしい。あとは、広告宣伝と顧客対応で大きくも小さくもなるというわけか。
この本の面白いのは、ショップの方向性も書かれている。ネットショップに適しているのは、近所のスーパーになかなか取り扱っていないもの、「専門性の高いもの」が一番良いと。確かに、コーラをネットショップで買いたいとは思わないな…。
そして、この本のメインは、集客ルートを「検索エンジン」に特化して突き詰めているということ。Google adwords[G]や、オバーチュア[G]といった検索ワード広告を使って、実際にもうかっているショップの例を見ながら、方法が掲載されている。 ふーん。こうやっているのねえ。
ちなみに、こういったネットショップに関して書かれている本を読んでみると、掲載されているショップは、私、ほとんど知らない…。ああ、勉強不足なのかなあ。多分、自分の興味の対象外で知らないのもしょうがないが。
この本のお勧めは、ネットショップにどうやって、私のよう知らない人間を検索エンジンからひっぱってくるか。そして顧客に変えるにはどのような手法があるかが書かれている。ショップを立てて、その後に読む本として、良いと思う。そして、ショップを造っている仕事をしている人は読んでおけってかんじ。