Odds 5 (5) (ヤングサンデーコミックス)
石渡 治
石渡先生のマンガにはまるのは久しぶりだなあ。
学生当時にB・B を散々読んでいました。また、その後にでた桂小五郎のHAPPY MANもよく読みましたよ。
ともかく主人公をとてもいじめる作家さんです。BBもそんなに最後まで不幸を畳み込まなくても良いんじゃないかしらと思っちゃうほどですからねえ。
さて、その石渡さんの最新作は「自転車」。
ロードレーサーがお金のために競輪に挑戦すると言う話です。
まあ、自転車の乗り方がロードレースと競輪。全く違うんだなあと。ロードレースはまさにマラソン。普通自転車に乗っていれば筋肉マンになる事はありません。でも、競輪選手の足の太さは女性の腰の太さもあるほど。その秘密も競輪選手の秘密とも言える事が分かりやすく書かれていますねえ。
話の展開はわかりやすいし、競輪と言うのは、自分にも全くかかわり合いのない世界だけど、自転車が好きならば、好意的に感じられる熱い話です。
ゴールは競輪選手になり、そして、ロードで勝つという、無茶苦茶な話。でも、5巻まででていますが、まだ競輪学校にも入っていません(笑) いったい最後は何巻になるやら(笑)
でも、熱い話が読みたいようでしたら、十分楽しめる作品に仕上がっていますよ。私は次の巻がでる事、非常に楽しみにしています。
ちなみに、競輪での賭事、見方に興味がある人。その人は2巻だけもで読む価値ありますよ。
Odds 2 (2)
石渡 治
実際に競輪の表の見方、どうやって競輪の勝敗、仕掛け合があるのかと言う事を詳しく書いています。単純に経綸に興味ある人でも、面白いと思いますよ。
で、この本を読むと中野浩一って、バケモノだったんだなあと、感じてしまいますわ(汗)