今月の新刊、魅力的なマンガいくつもでていました。
さっそく読んだ本、まとめます。
岳 6 (6) (ビッグコミックス)
石塚 真一
山岳救助マンガ。というか、山にまつわる話、救助の話、人の生き死にの話。
とにかく山の中に、人生のドラマが詰まっている。
また、長野県出身の人間からすれば、この話は故郷の話でもある。もうたまらなくなってくる部分も多いのですよ。いつもながらこの本の主人公、三歩さんには頭が下がる。
6巻では高校の時の恩師の話も。三歩の人生の選択についてはやっぱり気になるよなあ。しかし、じっくりと味のある話を組み立てる。ホントに大人が読む良いマンガですね。
そう言えば、横浜でサイン会があるらしい。うやましいなあ。ちょっと遠いのでいけないかな。
エンゼルバンク 1 (1) (モーニングKC)
三田 紀房
あのドラゴン桜の続き。
といっても、今度はトピックが変って転職について。
自分の価値をどうやって高めるか、そして、どうやって高く売るか。人生と仕事について、お得意の勝ちの考え方理論が巻き起こる。
転職考えている人にとっても、良い本でしょう。でもそれ以上に今就職を考えなければいけない学生は一度目にしておくべきかもしれません。まだ話は始まったばかりだから、これからの展開に期待。
PEACE MAKER 1 (1) (ヤングジャンプコミックス)
皆川 亮二
皆川亮二が新刊書いている! と思ったら小学館から集英社で本を出しているのね。
最近はサンデーでがんばっていた人たちが違う出版社でまた一つ特徴的な本を出しているからねえ。サンデー好きとしても目が離せないなあ。極端な所ではさよなら絶望先生の久米田さんがマガジンに行ったり、藤田先生がモーニングで黒博物館スプリンガルド 書いたりと。サンデーは今、変な方向行っているからしょうがないか(笑)
作品はお得意の昼あんどんもの。主人公の性格は、これでなくちゃ。一巻なので、これからに期待でしょう。
お受験の星 2 (2) (ビッグコミックス)
今谷 鉄柱
中学受験に立ち向かう家族の物語。
とかいっても、悲壮感ないのが良い。子供が大きくなるとやっぱり受験って気になるんでしょうか。仕事で話をする、おかあさんがたは、やっぱり「私立じゃないと..」とも言ってきますけどね。学校にまつわる実情がまだ見えないのがつらい。
でも、子供の勉強習慣を考えるのと、受験産業に乗らない方針建てを見るには、このマンガ非常に勉強になります。
そして、受験も大切だけど家族のコミュニケーションはもっと大事と説いていますぞ。
アオバ自転車店 2巻 (2) (ヤングキングコミックス)
宮尾 岳
数少ない自転車マンガ。自転車書くのが難しいので、自転車を題材にした作品は少ないらしいですね。今回では、その自転車を描く漫画家の話が。そのキャラがぶっ飛んでいたので、個人的には高感度。
ちょっとマイナー漫画だし、物語の読み切り中心で起伏はあんまりないんだけど、好きなんだよね。
このマンガ基本がいい人、なので、安心して読んで行ける。
闇金ウシジマくん 10 (10) (ビッグコミックス)
真鍋 昌平
最後は読むとウツになる。人の悪い面ばかりだ(汗) でもつい読んでしまう怖い本。
でも、この妙なリアル間が恐ろしい一冊です。こうなっちゃ人生おしまいだなあと、つねに考えさせられます。
しかし、最近のエントリー、マンガばっかりだな。マンガばっかり読んでる人みたい(汗)