番線―本にまつわるエトセトラ (UNPOCO ESSAY COMICS)
久世 番子
知る人ぞ知るマンガ「暴れん坊本屋さん 」の続編。
きっと知っている人は、「ニヤリ」としてしまうんでしょうけど。
前の本屋さんでは、本屋さんにまつわる裏事情というか、人間模様がダメ人間調に描かれているので、大笑いさせていただきました。
今回はそのノリそのままに、国会図書館の話、文字の印字の話と言った本好きには妙に心打つ内容が込まれてます。
相変わらずどたばたですが、出てくる人たちは異常に本好きですので、私のような本好きには、変に同意できることが多いかなあ(笑)
国会図書館の下りは、人はどうなっても知らないけど、本はしっかり残りますというスタンスが妙に開き直っていて面白い。あそこは、そういう人たちが多いのかな。そうじゃなきゃつとまらないやw
本読むのが好きな人はきっと虜になるこの本。そうじゃない人は「こういう変な人がいるんだなあ」と眺めてもらうだけで結構です。