たまには気楽にマンガ本でも読みたいよ

なんか煮詰まっている今日このごろ。花粉が出てきたり、体調がよくなかったり。そんなときはマンガでも読んで楽しもうじゃないか。というわけで、久しぶりにマンガ読んですっきりしていたり。
ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談
竹熊 健太郎

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といって、いきなり紹介するのが、マンガじゃなかったり(笑) 竹熊氏のブログは、ほんとうに面白い本を紹介してくれる。そして、そのマンガ周りの困った話をぽろっと書いてくれるのがうれしい。その竹熊氏の過去の記述をまとめた感じの本。竹熊氏のマンガ載っている?! という、ホントなのかなというのが、本当に載っていた。今回の本を読んでみてだけど、やっぱり「ヤマト」と「ガンダム」という、この二つマンガは大きな影響力を持っていたのね。改めて感じてみたり。あと、この著作の表題にあるように、「大作」とよばれる作品の予言と言うのが、約10年前に書かれているものが掲載している。決してイマ読んでもぶれていないところが、笑えます。美味しんぼは、いつのまにか90巻かあ。妙に感慨深い。
美味しんぼ (90)
雁屋 哲

 さて、次の一冊
監督不行届
安野 モヨコ

監督不行届 特別版
安野 モヨコ

特別版には、ストラップがついてます(笑) 紀伊国屋でホンモノ見たときには、笑った。ということで、あのエヴァンゲリオンで世の中に?を配りまくった庵野監督と安野モヨコ氏の笑える結婚風景をかいた一冊。うちも、にたようなところがあって、笑えないところがよい。そして、一緒に働いている隣の人に見せたら「親身にきて笑えない」と、オタクな方々にトホホ感をばらまいているトコが、何とも言えません。けっこう映像でみていないところでは、監督、乙女なかたなようです。そこら辺は、熱中しすぎたために、子供なところが残っちゃったのでそんな感じになるんでしょうかねえ。わたしの周りの、強烈な方は、大概そんな気がしています。この本を笑えるか、それとも共感するか。案外笑えない人が多そうな気がして、そこがまた笑える感じ。

そういえば、以前紹介した吼えろペン。気がついてみると、最終回となっていました。ところが、最終回見たそばから、新吼えろペン発売!この節操のナサが、島本和彦[G]らしくて、うけてしまいました。
吼えろペン 13 (13)
島本 和彦

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新吼えろペン 1 (1)
島本 和彦

新吼えろでは、もうすぐ映画化の逆境ナイン[G]の話。映画に向けて、キャラを復活させたな? などと勘ぐっても、どうせこの方なら、行き当たりばったりなので、そんなつもりもないかも。とにかく、漫画家は、映画の撮影現場で何が出来るかと言うことをテーマに、無茶をやり続けます。いやあ、潔いと言うか、何と言うか。この理不尽さが、たまらないよなあ。

そして、最後の紹介は、竹熊氏のブログで紹介していて気になってしょうがなかった一冊。
失踪日記
吾妻 ひでお

漫画家さんや、作家さん、ゲーム関係者さん、プログラマさんなど、この関係にいると必ず聞くのが、失踪話。いや、これが笑えない。と言うか、そのツケをこっちで払わなくてはならないこともありましたので。
ということで、失踪してしまったマンガ家さんがその後どうなったのか。
この方は、ほんとうに浮浪者にまでいってしまいました。いくところまでいくと、なんか逆に力が抜けて面白くなってしまうとは。人の世とは、なかなか難しいものですね。でも、このテンションでこの話を書いてしまうというのは、やっぱり、すごいなあ。さすが往年の名漫画家だけあると。妙に考えさせられてしまったところもありました。
時には、誰だってこのまま逃げちゃえってことありますからねえ。


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