儲け方入門

儲け方入門?100億稼ぐ思考法
堀江 貴文

by G-Tools
堀江さんの新刊本。ここ最近すごい勢いで出ているけど、全部読む事はない。でも、この本は浅草キッド[G]との対談が掲載されている。どっちかというと、それが読みたい。

 でも、堀江さん、あなた人に疑われるような事ばかりして、本当に大丈夫なのかい。この本でも、「掃除なんてするだけ無駄だ」とか、「下積みの苦労は必要ない」とか。社長業をやっている人が聞くとムッと来る事言っちゃてます。最近のフジの時でも、喋りすぎて問題になっていたけど、まだインタビューだと放送が流れちゃえば形は残らない。でも本というか、活字にすると、そのちょっとした文章が何倍にも膨れ上がっちゃう。そうなるとネガティブな言葉はよりまずい事に…。

 そういう意味では、立ち回りの下手な人ですよねえ。
 また、フジの話題では、また余計な事を。最近アナウンスが出てないなあと思ったら、韓国の新聞にインタビューでまた、余計な事を言ってる。あなたの買う産経新聞がどんな立場で報道しているのか理解しているのかなあ。またその逆なでする事をそれも韓国の新聞に載せるなんて、何考えてるんだか…。休戦協定なんていっても、無駄な気がするよ。
 確かに儲かっているかもしれないけど、やっぱりある程度人の下で修業する事って必要な気がしてしまった..。
 ところで肝心の浅草キッドとの対談。さすが面白い。お金持ちをいじったら自称日本一だけある(笑) 他のインタビューだと上っ面だけだから、食事の話だとか格闘技の話だとか、色々引き出しだしてくるもの。『ド・ナイト』復活しないかなあ。

けなす技術

けなす技術
山本 一郎

by G-Tools
ご存じ切込隊長こと、山本一郎氏の新刊。
今回のお題は、ブログや最近のネット周りのことなどをあらかたまとめている本でした。以前のエントリーからすると、ちょっといやいや書いている様子。実際によんでみると、あら、いつもの切込節がない。普通に書いちゃっている。あ〜、ほんとうにいやいや書いている様子がよくわかる(笑)
 でも、後半から、いつもの切れ味が出てくる。ここら辺から、自分の好きなこと、というか、書くべきことが見つかったのだろう。いやあ、本を書くのって大変なのねえ。何となく同情しながら読んでいた。

 基本的には、ネットなどのツールは、とりあえず使ってみよう。よければ残るから。そんなスタンスで新しい物への挑戦を呼んでいる。
確かにやってみないとわからないことは多い。おいらの場合ならmixiはいいけど、Greeはなんか嫌って感じ。
 そして、一番のポイントはタイトル通り「けなす技術」なんだろうか。
p126から展開される文章には、勢いもあるし凄みもある。ちょっと抜粋すると

 あえて褒めるより、けなすことを手法として紹介しているのは理由がある。議論を行ううえで、相手の意見に賛同することは論点を掘り下げることに何ら貢献も見いだせないからである。わざと反論し、けなし、紛争を起こすことが問題の本質に近づく最短距離であり議論を思考する物はすべからく賞賛と批判の2つの武器を研ぎ澄ましておくべきである

 基本スタンスの違いだが、すごく極論的でそういう意見もあるんだなあ。そこまで急激にぶつからんでも、もっと対話するには、やり方はあると思う。
 でも、おいらの考え方は、ある意味日本的な性善説によっているのかもしれんな。悪い人にだまされるなよ、俺。 

追伸
隊長のページトラックバック打つべきか…。やっぱチキンなので、トラックバックいまだ出来ず。

ブログが更新できない

ワイヤレスアナ振2 クリアブルー

by G-Tools
ここ数日、ブログが更新できない状態でいた。いかんいかん。
出来るときにやろうと言う姿勢でもあるので、出来ないときは、しょうがないかとおもっている。だから、今まで続いていた(笑) 
 ちなみに、私は昔から極度の三日坊主。何でもなかなか続かない。でも、続けなくても、辞めることを続けなければ結果として続いているような気もしている。辞めていることも三日坊主と言うことかな。

 で、ここ最近、調子が悪いと言うこともあったかが、大きな声ではいえないが、久しぶりにプレイステーションを起動して、真・三國無双4をやっていたことは内緒だ。やっているとはいえ、いまだに全部のキャラを拝めていないし、その他の勢力武将は呂布だけと、のんびりと楽しんでいる。ちなみに、娘に見つかると、「あ〜、”あばれんぼう”やってる」だって。 このゲームを暴れん坊と称するとはムスメながらよいセンスをしている(笑)

 で、ウサギが家にいると一つ困ることと言ったら、コントローラのケーブルをかじられること。かじられて、使えなくなったマウスやコントローラは数知れず(-_-;)
 でも、このコントローラなら心配はなし。だってケーブル無いもん。また、奥さんや子供がちょっと前を通りすぎても困ることは無い。ケーブルがあると足引っかけて転んだりして困っちゃうしねえ。だからといって、ゲームをやっているときにウサギが来るとなぜか焦る。ケーブル無いこと後で気付いたり。いままでの癖ですな。
 コントローラの操作感はとてもよい。まったく困ったことも無い。また、バッテリーもしっかり持っている。三国無双やり始めてから、いっかいも乾電池取り換えていないもんねえ。昔ファミコンの無線コントローラを使ったときなど3時間で使えなくなったのに、進化の素晴らしさを実感した。イヤーすばらしい。

 ということで、私にとって暗黒の3月が終わりそう。後少しで4月だ。ここで心機一転。がんばっていこう。

働く気持ちに火をつける

働く気持ちに火をつける?ミッション、パッション、ハイテンション!
斎藤 孝

by G-Tools
斎藤さんの本はとても読みやすい。その反面、困ったことは、すぐに読み切ってしまうこと。ああ、読みおわちゃった。ということが、多いのよねえ。
 で、今回の仕事に関する心意気と、仕事術と言う感じでしょうか。パッションを持ってハイテンションで仕事しよう。お金じゃないんだ。満足感と感動を〜!そんな勢いです。弱った体には、栄養剤になりそうな、そんな感じ。きっとこの感じは、ホリエモンの逆を言っている感じですな。でも、結構職人気質な人は、そんな感じの人多いですよ。やっぱり気持ちが来ないと、結果が来ないと言うことですな。

 そんな感じのことが、彼自身の道とたくさんの偉人の話で彩られている。結構皆苦労しているのね。でも、そんなことをバネにやってきたんじゃないの。逃げずに行けば、何事もうまくいくさ。
 斎藤さんもとっても苦労していたようで、イマの大学の先生になる前は、子供もいたのにプータローだったようで、やっぱりそこには、後ろめたさがあったようだ。

 とにかく、やりたいことがあるなら、相手の場所を奪ってでも、自分を主張する。やっぱり園くらいはしないといけないのだよ。ぬけがらな人間には、なんか熱くさせる一冊ではありました。

ウケるブログ

ウケるブログ?Webで文章を“読ませる”ための100のコツ
高瀬 賢一

by G-Tools
狙っている本だなあ。というのが、第一印象。なんとなく、手に取って、何となく買ってきてしまった。内容はいたってオーソドックス。というか、王道。あんまりテクニックに走っていない。ポイントしては…。

  1. ネタは「人の知らないようなネタ」を
  2. それがダメなら体験、もしくは視点を変えて
  3. 誰に読ませるか考える
  4. ”悪”も入れる
  5. 改行を入れる
  6. テキストはメリハリを付けて

なんて言う感じで、基本的な「企画書の書き方」とか「文章入門」というのと同じ感じで書いてあるところが、笑えた。結局は文章、WEBで書こうと紙に書こうと変わりゃしねえよ。と言うことなんでしょうなあ。

 どうせブログ書くなら、あくまでも読んでくれることを考えて、そして、書くことを続けて生けることも考えて、設定しておいたほうがいいよ。案外続かないのが、「日記」だったりしますので。
 わたしの場合は、『本』と言うトピックと、アフォリエイトにつなげば面白いなんて感じで作ってますんで。やっぱり人の動きが見えると面白い。その評価に、アフォリエイトってあるといい物ですよ。「以外にこの本って評価高いなあ」とか「なぜそれが売れる?」といった、不思議なこともありますので。
 やっぱり、人の動きが見える物と言うのが一番面白いので、ネタは絞って、見にきた人の動きはどんな感じ、そんなふうに楽しんでやるのが一番いいと思いますわ。それだけでも、ブログ屋ってよかったと思いますもの。でもやっぱ、アフォリエイトが入るのは、うれしい。

グレートスモールカンパニー

グレートスモールカンパニー?小さな会社に学ぶ「奇跡の企業哲学」
瀬戸川 礼子

by G-Tools
 タイトルを見るとすごい会社の本なのだろうか。近代ホームと言う会社の広告本としてとらえておけば良いのかなあ。第三者である女性が著者なのか、社長の人間性だけに注目しているので、まあ、その手の浪花節がすきそうでしたらどうぞ。せっかく特異の技術の会社なんだから、もっと図を入れたり、仕組みを入れたりしながら、解説のしようもあると思うんだが。そこら辺が抜けきっているので、みごとに社長の広告と、会社の広告本でしかない。何で会社の広告本を金出して買っちまったんだろう。

 でも、社長業をする上では役に立つ事も多い。「中途採用より新卒の方が..」、の件は以前感じた事も多い。最初だけ問題は当然あるんだけどね。
 視点の置きかたでは面白くなるけど、もうちょっとねえ。

「売る広告」への挑戦

売る広告

 この本はアマゾンでは発売していない感じですね。普通の本屋でも売っていない感じ。で、どこで手に入れたかと言えば、ブックオフ(笑) 案外ブックオフで結構売っています。出版社を見ると「電通」。で、本の最後を見るとアメリカの広告社との提携を記念して発行したのかもしれない。
もしかしたら、たくさん配った本が、古本屋に流れ込んでいるのかしら…。

 中身としては、アメリカでダイレクトマーケティングと言う言葉もないし、通信販売、手紙による販売などもない第二次大戦中くらいから進んだ広告の手法をどんなアイデアから進めていったか書かれている。
 いま、普通かもしれない本の間にあるとじこみハガキの通販は著者が考えたらしい。
 そんな感じで、今当たり前とされるたくさんの手法を開発した話が載っている。フーンが結構多いねえ。改めて、通販の手法、広告の手法の幅の広さに、感心した。

 この本はおじいちゃんの回顧録ではあるんだけど、姿勢とか当たり前にあるものを、当たり前にした努力とかは非常に評価すべき。そんな本。

ニッポン経営者列伝 嗚呼、香ばしき人々

ニッポン経営者列伝 嗚呼、香ばしき人々
山本 一郎

by G-Tools
 口内炎が痛い今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。ビタミンCをとろうと思ってハッサクを食べてみたら、口内炎がしみてのたうち回ってしまいました(-.-;)

 で、紹介するこちらの本はニッポンの経営者を、あの切込隊長が投資筋に聞いた情報を元に構成された社長評価本。あいかわらず、切込隊長[G]の的確な突っ込みと毒と愛のあるコメントが、いちいち笑わせてくれます。
 でも、それ以上に笑わせてくれるのが、竹村健一[G]氏との対談でなんとなく恐縮している様子が、なんか素敵です。また、損した投資60億の内訳がまた知っている会社なので余計な涙を誘って楽しませてくれます。こんなに身を切って楽しませてくれなくてもいいのに。

 でも、社長の評価にはやはり侮れないところがある。例えばライブドアの問題も何かあるだろうと予言してましたが、本当に何かありましたね(笑) でもまさか、自分も巻き込まれるとはおもってなかったろうなあ。いかだでの救済は、うまくいくんでしょうか。昨日とり合えず動きがありましたけど、これが救済筋の動きだったんでしょうかね。
 と、変に感心しきりの一冊。さすがに切込クオリティー。経済事情を面白おかしく、でも、ポイントを抑えたこの一冊。会社の社長はその会社の鏡。投資を考える前に一回様子を見るのには良いかもしれません。

そういえば、新刊でてました。新刊紹介じゃなくて休刊紹介するのもひねくれてますかねえ。まあ、次の新刊も買いますよ。面白そうだから。
けなす技術
山本 一郎

覚悟の技術

覚悟の技術?プロマネが教える成功する人の考え方
弓場 秀樹

by G-Tools
 内容を読んでみて思った事。『SPA』みたいな本だなあ。
 まあ、一般的な社員と、一歩違うよという様子を掲載して、対比して見せている。でも、内容的には、電車の旅であまりに暇だから、何となく時間潰すために読むというのに最適な感じ。頭に残んない(笑)
 まあ、世の中のダメ社員を集めて、「こいつらがダメ人間だ!」と説教する、まさにのれんに腕押しな、そんな内容です。この本読んで意識が変わらなそうな、そんな装丁がまた、哀愁を誘います。近ごろの若いもんわ…、などとのたまいたくなったときに、共感を呼ぶかもしれません。

たまには気楽にマンガ本でも読みたいよ

なんか煮詰まっている今日このごろ。花粉が出てきたり、体調がよくなかったり。そんなときはマンガでも読んで楽しもうじゃないか。というわけで、久しぶりにマンガ読んですっきりしていたり。
ゴルゴ13はいつ終わるのか? 竹熊漫談
竹熊 健太郎

by G-Tools
といって、いきなり紹介するのが、マンガじゃなかったり(笑) 竹熊氏のブログは、ほんとうに面白い本を紹介してくれる。そして、そのマンガ周りの困った話をぽろっと書いてくれるのがうれしい。その竹熊氏の過去の記述をまとめた感じの本。竹熊氏のマンガ載っている?! という、ホントなのかなというのが、本当に載っていた。今回の本を読んでみてだけど、やっぱり「ヤマト」と「ガンダム」という、この二つマンガは大きな影響力を持っていたのね。改めて感じてみたり。あと、この著作の表題にあるように、「大作」とよばれる作品の予言と言うのが、約10年前に書かれているものが掲載している。決してイマ読んでもぶれていないところが、笑えます。美味しんぼは、いつのまにか90巻かあ。妙に感慨深い。
美味しんぼ (90)
雁屋 哲

 さて、次の一冊
監督不行届
安野 モヨコ

監督不行届 特別版
安野 モヨコ

特別版には、ストラップがついてます(笑) 紀伊国屋でホンモノ見たときには、笑った。ということで、あのエヴァンゲリオンで世の中に?を配りまくった庵野監督と安野モヨコ氏の笑える結婚風景をかいた一冊。うちも、にたようなところがあって、笑えないところがよい。そして、一緒に働いている隣の人に見せたら「親身にきて笑えない」と、オタクな方々にトホホ感をばらまいているトコが、何とも言えません。けっこう映像でみていないところでは、監督、乙女なかたなようです。そこら辺は、熱中しすぎたために、子供なところが残っちゃったのでそんな感じになるんでしょうかねえ。わたしの周りの、強烈な方は、大概そんな気がしています。この本を笑えるか、それとも共感するか。案外笑えない人が多そうな気がして、そこがまた笑える感じ。

そういえば、以前紹介した吼えろペン。気がついてみると、最終回となっていました。ところが、最終回見たそばから、新吼えろペン発売!この節操のナサが、島本和彦[G]らしくて、うけてしまいました。
吼えろペン 13 (13)
島本 和彦

by G-Tools
新吼えろペン 1 (1)
島本 和彦

新吼えろでは、もうすぐ映画化の逆境ナイン[G]の話。映画に向けて、キャラを復活させたな? などと勘ぐっても、どうせこの方なら、行き当たりばったりなので、そんなつもりもないかも。とにかく、漫画家は、映画の撮影現場で何が出来るかと言うことをテーマに、無茶をやり続けます。いやあ、潔いと言うか、何と言うか。この理不尽さが、たまらないよなあ。

そして、最後の紹介は、竹熊氏のブログで紹介していて気になってしょうがなかった一冊。
失踪日記
吾妻 ひでお

漫画家さんや、作家さん、ゲーム関係者さん、プログラマさんなど、この関係にいると必ず聞くのが、失踪話。いや、これが笑えない。と言うか、そのツケをこっちで払わなくてはならないこともありましたので。
ということで、失踪してしまったマンガ家さんがその後どうなったのか。
この方は、ほんとうに浮浪者にまでいってしまいました。いくところまでいくと、なんか逆に力が抜けて面白くなってしまうとは。人の世とは、なかなか難しいものですね。でも、このテンションでこの話を書いてしまうというのは、やっぱり、すごいなあ。さすが往年の名漫画家だけあると。妙に考えさせられてしまったところもありました。
時には、誰だってこのまま逃げちゃえってことありますからねえ。