2005年ももう過ぎようとしています。
今年1年間、ありがとうございました。今年後半はこのブログ、完全に週刊の様になってました。来年は、日刊化できる限りがんばります。。
月別アーカイブ: 2005年12月
1日5分で運が良くなる魔法の授業
1日5分で運が良くなる魔法の授業?日本の投資家が初めて語る成功法則
竹田 和平
竹田和平さんの一冊。運が良くなるその秘訣を、書いている。日本の場合だと、ひとりさんの本が大きいが、竹田さんの本も面白い。また、海外の本でも運や富についてかかれている本が多く有るが、日本人がまとめた本では、珍しいくらいうなずける本でもあったような。日本の場合は変な宗教が買った本が多いからねえ。
まず、自分自身で大きく善くしたいのなら、「ありがとう」を口癖にしよう。これは簡単だけど効果有りそう!そして、お金を好きになればお金がやって来ると。
なんかいい事書いて有る。
そう言う本です。
ググる
ググる?検索エンジンGoogleを使ってネット上の情報を検索すること
津田 大介
ネットで検索する上で、まあ便利ですよ。Google。
その検索の秘訣が載っている本。最近では、同じ事がYahooでも使えるので検索エンジンを使っている人にとっては、知らなくてはいけない事が一杯載っている。
例えばあるHP内で知りたい情報がある時は、
site:www.sisimaru.com(該当URL)
とやれば、URL内検索もできる。
例えば、とある情報をPDF形式で欲しい時は
filetype:pdf
といった感じで拡張子を書けば、そのファイルが出てきてくれる。これが知っているだけで干しいものが簡単に手に入る、かも。
後は、該当URLに成りそうなページを知っている必要がある感じ。そうすれば、探し物の近道。
あなたの話はなぜ「通じない」のか
あなたの話はなぜ「通じない」のか
山田 ズーニー
特に期待せずに読んでみたら、以外に面白かった一冊。きっと外にも書いているのかなあと思ったら、1101.comでも書いていたのね。連載読んでませんでした。
山田ズーニーさんのおとなの小論文教室
で、この本では、自分の持ってきた話。どうしてズレてしまうのだろう。そのぶぶんが大きく。説得力が大きくなるのは、根拠の配列が上手い事。初級から上級まで組込んでいる。
初級で行くと、現状→問題解決→原因分析→解決への提案
この外、ポイントをうまく付いていますんで、人と話す時にどうもズレるかなあなんて時に、1度読んで見ると良いかもしれないでしょうな。
超コピーキャット成功術
超コピーキャット成功術?マネる力でマネーをまねく
バーク・ヘッジ 真中 智恵子
優れた手本をうまくまねよう。これが、お金持ちになる条件だ。
これがこの本のpoint。それじゃあ、どんな方法が有るのか。普通に労働力を分け与えるのでは、最近の事象では、厳しい現象になっている。労働時間は増えているし、労働内容は殖えているし..。
それじゃあ、という事で、この本では、「権利収入」をえられるようにと。まあ、なかなかなか難しいけどね。でも、諸法をまとめて、「フランチャイズ」化すればいいとか、コーラのように「Bottle IT!」しよう。全ての根底にあるの有るのは「一生懸命働くのではなく、賢く働こう」と。
最後まで行くと「ネットワークマーケティング!」と息巻くが、そこまで行くのはどうだろう..。などとも思いながら読んでましたが、小さな冊子でよくまとまってんじゃないでしょうか。面白かったです。
アメリカン・コミックス大全
アメリカン・コミックス大全
小野 耕世
アメコミ好きには、たまらない一冊がでた。小野耕世さんは、ボーン やマウス アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語 と言った世を問うようなアメリカンコミックスの代表作を翻訳している。また、アメコミに関してたくさんの著作を残している。その回顧録というか、海外コミックスを通しての歴史が淡々とあらわれる。知っているのから知らないものまで。
アメコミには「ゴールデンエージ」と呼ばれる時期がある。バットマンやスーパーマンが登場した1950年ころまでのコミックだ。その頃のコミック、私はさすがに、ほとんど読んだ事がない。その頃からの情報もふんだんに載せている。例えば、スーパーマンの誕生の話。バットマンの誕生の話。そして、スパイダーマンの話など。その頃の話だと下手すりゃ第2次世界大戦前だよ。その頃の裏事情。なかなか今では知る事はできない。
そんな本も、最近ではDCからはアーカイブスが有るので、読む事もできる。その点は有りがたい。
また、この世界では知らぬ人はいないだろう。スパイダー・マンの原作者スタン・リーが東京にやってきて初代のマーベルジャパンの下りも有る。そのあとの話などは、私もよく聞いているのだが、「へーこんなことがあったんだあ」。そう言う内容も多くて、ちょっとビックリも。
この本は大きく3つの章だてに分かれている。ひとつはアメリカンコミックス。バットマンや、スパイダーマンなどアメコミのメジャーライン。ひとつは、オルタナティブ・コミックス。マウスやマッドといった独自路線のcomicライン。
そしてもう一つが新聞に掲載しているコミックストリップ。新聞のコミックはスヌーピー(ピーナッツ)位しか知らない。その分野にもたくさんの良い本が有るようだ。ちょっと取り寄せてみようかなと。
この本の中では例えばスポーンと言ったライン。ジムリーやシルベストリに関する記述がなかったりと最近の作品を中心にしたアメリカンコミックス好きにはちょっと物足りないものが有るかも。
でも、それを補うに余りあるくらいすごいコア内容が一杯だ。海外のコミックが好きな人からすれば、次にどんなラインを読んでみればいいだろうか。その指針にもなる。そして、有名なキャラクターの秘密も多く載っている。そう言う意味でも、私のようなアメコミ好きの人間の本棚に入れておくべき本だろうな。
インプレサリオ 成功請負人
インプレサリオ 成功請負人
チェン シー・ユー
中国人?なのかな?でも日本育ちだったり、アメリカで事業を成功していたり。とにかくそんな人が、普通の仕事ではない仕事っぷりを記している。ある意味で、私の知らない世界。でも、知っているお店があったり。ちなみに、知っているお店って渋谷のGAP。あのパルコの隣ね。
最初はミュージシャン。その頃に帯にかいてあったユーミン[G]と知り合ったらしい。でもミュージシャンからファッションの仕事。そしてレストラン。空間プロデュースへ。ちょっと見、関連性のない感じ。そして、完全に私と交わるところがない(笑)。
ただ、ひとつ共通する事が。凄くエンターテインメントを重要視している。人を喜ばせる事を徹底している。そして、そのやり方に一貫性が有る。だからひとつのブランドとして成る立つ事ができるのだろう。
本の中で、書いてあったが良い仕事をするためには条件が有るようだ。
- 常に自分より能力が高い人と仕事をする事
- イエスマンではなく自分と違った視点で仕事をする人と共に働く事
- 何事も誠実な態度で仕事をする事
いい仕事をするための条件って、けっこう当たり前の事を、当たり前にする事だったりする。
また、ひとつの流れと言うか、物語を作るところ。そこが素敵だ。
お金持ちの法則「豊かさは、与えたものに比例する」
お金持ちの法則「豊かさは、与えたものに比例する」
ジョー ヴィターレ Joe Vitale 白川 貴子
お金持ちになる条件。それは、Give&Takeで成り立つと言う事ではない。そして、最悪なTake&Takeでは成り立たない。究極的にはGive&Giveに成るらしい。
与えたものに比例して、自分はよりお金持ちになっていくらしいよ。それじゃあ、ドンドン持っているものを配っていけばいいのか?
いえいえ。そう言う事では有りません。
要求されたものにいやいや出す。それでは、寄付したものに”いやいや”が付いてきてしまう。 施しを求める人に与えても、こちらは期待しては成らない。それどころか、その寄付がうまくいくとは限らない。
この本の目的は、心を豊かにしてくれるものに寄付していく事。そしておおらかな気持ちで差し出せる事に有る。
この本でも例に有るが、自分に得するためには、そのことを記述した小冊子や知恵など相手に喜んであげる事が繋がる。それって、HPにまつわる事とおんなじだよねえ。
大きく儲かるページは、そこに惜しげもなく良い情報が隠れている。「損して得を取れ」という事ですね。
儲かる!!集客革命?稼げるお店に生まれ変わるマーケティング術
儲かる!!集客革命?稼げるお店に生まれ変わるマーケティング術
吉田 正幸
接骨医というかマッサージの仕事の集客方法に関して書かれている。
今、わたしも腰をやられているので、接骨医さんにお世話になっている。とにかく近くの接骨医に行ってみて、なかなか良かったので通い始めている。そんな良いお店に出会うにはどうしたら良いか。一番はクチコミだ。この本ではクチコミを四分そんな治療院に関して書かれている。
私の仕事にも関係するが、世の中には「これだけ技術があればきっと儲かる」そう思う人が多い。そのような人に対してこの本では「技バカ」と。そう「技」歯良くても使ってもらわなくては、何も始まらない。その知ってもらう技術こそ必要になってくる。
この本では「105円」からはじめられる仕組みで人を呼ぶ。その人たちを「顧客」として育てていく方法をとっている。
コツコツが必要なのですな。そして、最初に入った人に徹底してサービスする。105円の客だから…。そう思ったらお終いなんですね。
JAGAT イベント「デジタルコンテンツ2006 テクノロジー、コミュニティそしてビジネス」
橋本さん、田口さんそして、神田さんが集まると言うこのイベント。見事に、年末恒例の無敵会議に申し込み漏れを起こしてしまった私としては、リベンジと言う事で参加してきました。
一応、このセミナー内容に関してまとめたページはこちら。
http://www.jagat.or.jp/forum/digital2006.html
そして、その時の模様はこちらから。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2005/12/20/10287.html
内容としては、無敵会議すぐ後という事も有り一部重複していたのかな、そしてやはり参加できなかったTVブログの話も有りという、私にとっては、とても好都合な内容でありました。
その上、神田さんも参加でしたので、興味深い内容が。大手メディアだけからの発信が、CGM(消費者作成メディア)という形で移ってきた話は、非常に興味深かったです。
ブログで情報を作っていると言う事で、このブログもCGMに貢献しているかな(笑)
大手側というか既存メディアからの発言として、読売新聞の稲沢氏のお話は、橋本さんの関わる講演ものでは今までにない話ですので、非常に興味深かった。というか、読売新聞でトラックバックの有る記事があったり、ポッドキャストを始めているのは知らなかったですよ。これで、RSSを始めていれば、Web2.0的には最強の新聞サイトになっちゃうじゃないですか(笑)。
今回は長丁場になりましたが、内容に関してまたのようにマインドマップ(一部ただの図だけど)にまとめておきました。漏れ漏れですけど、ご参考までに。
まず最初は、橋本さんのキースピーチ。TVブログが中心でしたか。
読売新聞の稲沢さんのお話。今までの視点と全然違うところから。大手の「失敗できない」事情も有るので大変そうです。
百式、田口さんのお話。今までのAcademiaの裏事情として考えると非常に興味津々。セミナーもこういう形で組み上げると収益が上げられるのか?
神田さんのお話。大手メディアと個人ブログ。アクセス数だと、変わらなくなってしまったお話など興味深いネット事情が。
最後の質疑応答。
PDF版は以下から。
http://www.sisimaru.com/media/common/jagat1.pdf
http://www.sisimaru.com/media/common/jagat2.pdf
http://www.sisimaru.com/media/common/jagat3.pdf
http://www.sisimaru.com/media/common/jagat31.pdf
http://www.sisimaru.com/media/common/jagat4.pdf