ゲイシャ・ガール、リングに上がる

ゲイシャ・ガール、リングに上がる
鈴木 浩子
4797671440
 ちょうど鈴木健想がWWEにでていたくらいだろうか。フジテレビでスマックダウンが毎週放映していた。おかげで、この二人の活躍を見ていた人は多くいたのではないだろうか。

 私もその一人。でも基本的にプロレスは好きだったけど、新日時代の健想はほとんど印象に残っていない。「大変なWJからWWEに移籍なんだぁ」。それくらいにしか思っていなかった。

 しかし、登場していたシーンを見ていると、だんだん面白くなってくる。そこにいっしょに登場していたのが、奥さんの白塗りゲイシャ。最初は、とんでもない事になっているなあ、くらいにしか思っていなかったけど、きちんとヒールをわかってらっしゃる。小憎らしいけど、それがとても気持ちがいい。おかげで大ファンになってしまった。

 さて、その白塗りゲイシャ奥さんこと、鈴木 浩子さん。元プロレスラーと言う訳でなく、元アナウンサーという経歴も面白い。
 その奥さんがアメリカに行っているときに、その模様をぴあのコラムに載せていた。現在でもずっと載せている。けっこう好きで今でも見ている。
http://t.pia.co.jp/battle/column/hiroko.html

 そのコラムにさらに加筆したのがこの本と言う訳だ。
 とにかくアメリカ体当たりの模様がとても伝わる。また、WWE好きからすれば、その控室と言うものは、興味深い。
 やはり日本独特と言えるのだろうか、体育会の礼儀と言うものがないアメリカでは、リスペクトを表せない新人が多いようだ。逆に、体育会のノリでやってきた、この二人が貴重な存在だったくらいで。新人が、控室真ん中に陣取れば、その荷物がいない好きに放り出されてるというのはよくあることみたいだしねえ。

 それにしても、この二人は仲がいいようで。サイン会でも、その雰囲気が伝わる感じです。
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2006/02/04/04.html

 ともかく、アメリカで働く事、文化の違いを知る上でも非常に面白い。プロレス好きじゃなくても、楽しめる事はいっぱいだ。

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
M・グラッドウェル 沢田 博 阿部 尚美
4334961886
 計算された内容、機械的に判別された事項に比べて信用できる事は何だろうか。それは、「そのことを知っているプロの」第一感がいちばん信用できるようだ。
 美術館であった事項では、計算上はどんなにその当時の地質、スタイルを持っているものでも、やはりプロの目からすれば「どこかがおかしい」というものが有るようだ。じっさいにあらゆる角度から調べてみると本当に贋作だったらしい。プロの目恐るべし。

 何でもその一瞬にかかればよくなると言うものではないらしい。ある程度「偽の情報」を吹き込んで判断させるとやはり間違えたものを選んでしまう事が有るようだ。
 でも、0の状態からいっても人間とはすごいもので5〜6回目くらいから的中率が全然上がってくる。やはり経験と言うものは素晴らしいのか。

 ただし、やはり経験というのは、問題もはらむ新しい商品に関して、売れるかどうか、というのは、うまくとらえる事ができない。例えば、あのアーロンチェアは事前アンケートでは最悪だったようだ。でも、作っている人の「売れる」という思いが今の成功に繋がっている。これも、一瞬の判断からなのか??

 ともあれ、人間の判断能力のすごさに改めて感じる事が多かった。本自体はけっこう難しい本だったけどね。

 そう言えばテストの時に、一目見て「これだ!」と答えたのには、正解が多かったような。変な論理こね繰り回して、出した答えはダメだったよな。いがいに一瞬は答えを導いてくれていたのかもしれない(笑)

「アンビエント・ファインダビリティ」出版記念セミナー

 デジハリお茶の水校で行われた「アンビエント・ファインダビリティ」出版記念 ”ウェブ、検索、そしてコミュニケーションの近未来カンファレンス”が、4/27に行われました。今回はそれのまとめ。

 橋本さんが発起人?と成って、今回の実施となったのですが、会の呼びかけてしてみたところ、あっという間に開催が決まりましたね。席もあっという間になくなって、その手際の良さに改めて、唸りましたよ。

 さて今回のスピーチャーですが、今回は、私も参加しているIA(インフォメーションアーキテクチャ)分科会成るものが有りまして、その中の一人、浅野さんがアンビエント・ファインダビリティの翻訳をする事になりました。その記念です。
 今回出版となった本は、WEB製作者に非常に好評だった本、通称シロクマ本の著者のペータさんの新作です。ペーターさんに浅野さんが連絡とりながらコツコツ作っていた情報アーキテクチャのブログが有ります。そのブログを読んで編集さんが声をかけて翻訳が決まったとか。どこで繋がっていくかわかりませんですね。

 ちなみに、図版もみんなオールカラーだとか。けど1900円と安いので買ってねな編集さんのお話もありました。そして増刷が決まったらしいですよ。増刷終わるまで在庫少ないから、ある時手に入れておくのが良いようです。
 タイトルは英語にしてもちょっとわかりずらい言葉。まあ、読みながら理解していきましょうよ。読んでみてのお楽しみ要素が多いでしょうね。
ざっくりと要旨はこんな感じだとか。
「どこからネットをつなげても、ネットで情報をわかりやすく」

 まだ私も、この本は読んでいません。これから読んで書評をアップしたいとも思っています。

アンビエント・ファインダビリティ?ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅
ピーター モービル Peter Morville 浅野 紀予
4873112834

 さて、今回は、マックを忘れたのでマインドマップはなし。でも、W-zero3のおかげである程度メモ取れました。その内容を掲載していきましょう。

  • 浅野さん講演内容

普段浅野さんとは、2chで面白いスレが有ると報告し合う仲のですが、緊張からか、まじめに講演してました。普段はもっと面白い人なのに〜。で、内容。


翻訳者としても「この本を説明しろと言われても、本を読んでもらわないと説明つかないところもありますわ(汗」

ともかく、情報アーキテクチャの第一人者から見た、「ピータのみた今の社会の解釈本」として捉えています。

話題としては、ネットの検索と個人情報の取扱と言うところでしょうか。ともかく、本を読んでないので、説明の仕様がない(汗)
分かりにくいとは思いますが、浅野さんのネタはこんな感じでした。

アメリカ自由人権協会
個人情報があらゆるところでわかってしまった社会のデメリットを表した活動ページ
フラッシュ英語がわかれば笑えます。個人情報を守ろうの極右??「航空2社が政府機関に個人情報を渡した。集団訴訟だ!」
 
where 2.0 conference
メリットを表したページはこちら
http://conferences.oreillynet.com/where2006/

ファインダビリティーの5つのポイント
1.ロングテール
見つからないものは売れない。見つかりさえすれば売れる。多角的なファインダビリティを。言葉そのものがロングテールだ
http://www.wordcount.org/

2.search
検索の対象はファイルだけでなく、モノとか不動産とか人間だとか…
サーチ → Research

3.intertwingled(錯綜する世界? 造語)
2つの対立していたものが、ますます絡み合っていく関係になる
「モノのインターネット」
 object hyperlinking
 blogject (blogject workshop アイボが勝手にコンテンツを作る)コンテンツを生み出すもの

4.権威
それではいったい何が重要なのか? ピーターいわく「権威」が一番重要
検索だけだとgoogle bombingに対応できない! 2chのマツリとか
独りよがりにならないためには、人とまじわうことが必要だ

5.コミュニケーション
ぺースの多層化(垂直の構造) それは必ず壊れる?! レジリアンス理論[G]
水平の構造へ 
dotSUB- any film any language
http://www.100shiki.com/archives/2006/04/_dotsubcom.html
http://www.dotsub.com/

この発表の詳しい資料は、浅野さんのページに出版記念イベントの資料がアップして有りますので、参考にしてください。

web2.0 高度なインタラクション、コミュニケーションを目指す
推薦書:
「複雑系」を超えて?システムを永久進化させる9つの法則
ケヴィン ケリー Kevin Kelly 福岡 洋一
4756130186
IA学会で話題になっている本です。
社会をハードではなく、ソフトで見ていく。有機的に進化させることを見ていく

さて、どんなことが「アンビエント・ファインダビリティ」として起こっているか。以下のページでブックマークを浅野さんがまとめてます。
http://del.icio.us/noriyo/ambient_findability


長くなるので続きます。

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招客招福の法則

招客招福の法則ー儲けの王道がみえる88の話
小阪 裕司
453231271X
 お金は単純に儲ければ手に入るものではない。お客に喜んで出してもらえたお金がいちばんだ。
 
 さて、そのためにはどうしたら良いだろう。この本では、新規顧客をがむしゃらに追っていく姿は書かれていない。既存客を大切にする事、既存客が喜んでくれる事はいったいなんだろうと言う事が中心にかかれている。
 
 喜んで買ってくれるためには、その商品を紹介しなくてはいけない。だけどしっかり紹介して有る事、まわりに考えてみると思ったほど少ない。「使ってみると良かった」以外にそんなことも多い(その逆も多いけどね)

 この本を読んで思った事。まずはきちんと売るものを説明しよう。しっかり紹介できるように考えてこう。一度買ってくれたお客さまに、連絡を出してみよう。
 それだけでも効果が出てくる気がする。

メールのトラブル:同じメールが何度も送られる

ちょっと困った事が起きました。
こちらから送信したメールが、なぜか相手先に、同じメールが何度も送信されてしまいました。調べて見ると、どうもヘッダ情報に怪しい記述が。

 また、ネットで調べて見ると、メールヘッダがおかしい場合、ヘッダ情報で判定できずに同じメールを取得すると言う事が起こるようです。

 それを避けるにはどうしたよいか?
 それを避けるには、現在来ているその該当するメールを削除するしかないようです。削除するには、直接サーバーにあるメールを削除するソフトを使うとよいでしょう。

Windowsなら
Delete On Server
http://homepage1.nifty.com/sutak/soft/net.html

nPop
http://www.nakka.com/soft/npop/

 Macなら、以前はMailPeeperというソフトが会ったのですが、現在はありません。それでは、サーバー上にあるメールを削除するには、どうしたらよいでしょう。調べて見ると、OSX 10.4のmailならば、標準機能で削除する事が可能です。

 削除の仕方は、mailの(左)ナビゲーション一番下の歯車の部分をクリックすると
「情報を見る」というのがあります。そこを選びます。

 後は、「アカウント情報」にある「サーバー上のメッセージ」がありますので、そこにサーバー上にあるメールが一覧する事が可能です。
 後は、該当のメールを選択して「サーバーから取り除く」を選べば、そのメールは無くなります。

 この機能は、メールを使っている限り必要な機能だと思っています。どうぞ困ったときや、大きなメールが届いたときなど、使い勝手良いので試して見るのはいかがでしょうか。

人を生かす組織

人を生かす組織-D・カーネギー
D・カーネギー協会 原 一男
4422100572
 デルカーネギーの本は素晴らしい。読んでいて本当に勉強になる本ばかりだ。今のところ外れはない。
 だけど、デルカーネギー「協会」となるとちょっと変わってくる。協会の本だからみょうにお堅くなってくる。当たり前の本になってしまう。
 デルカーネギーの巧みな例示は少なく成ってしまうのが残念だ。

 この本では組織論が中心にかかれている。やはりメインに来るのは水平型の組織が良いようだ。
 そして、日本式の経営は以外に、褒められている。日本のやり方、やはり間違えないのではないのか?

 組織を考えると硬直化したものを想像しがちだが、その大きさにあったしっかりした組織をどうやって作るのはいつでも悩みだろうなあ

ライブドアとの闘いの日々

ライブドアとの闘いの日々?こいつら初めからインチキだった!!
Nikaidou.com
4938343487
結局こうなっちゃたのねえ。逮捕されてしまったライブドアとのやり取りをNikaidou.comがその模様を一冊にまとめた本。というか、報道されている内容に更に踏み込んだ、暴露本と言う事でしょうか。

 このブログを以前より見ている人ならわかるかもしれませんが、けっこうホリエモンの本は、面白おかしく読んでいた。
 というか、自分もネットの仕事をやっているので、「どうしてあんなにホリエモンは収益が上がるんだろう??」と、ある意味うらやましくもあり、そして、謎でもあった。まあ、私の経営能力がまだまだアマちゃんだと言うのは、しょうがないけどねw。でもねえ、単純にウェブ制作とサーバー管理って、すごく割の良い仕事ではないのですよ。単純にいえば人海戦術。それでもあの収益力。ライブドアは恐ろしいなあ、と思っていたら、こうなっちゃったのねえ。

 この本を読んでいて、びっくりするのが、まあ、裏社会の名前がバンバン飛び交う。「ヤ」のつく人の名前や、高利貸、政治家、企業の大物といった面々が。あと株にまつわるその錬金術、というか手練手管か。確かに、あの会社の株のやりかたは、正直おかしいとしか思えなかった。100分割したときは「分割後、美味しいかも」と一瞬買おうかと思ったけど。
 でも、どうも嫌な予感がしたので一切関わらないでいた。今まで持っていた株も割合堅めの銘柄ばかりなので、あの「ショック」のときも被害がほとんどなかった。まあ、その前に2chで騒がれているような銘柄ちょっと買って、かなりがっくりした事もあったのが良かったけどねえ。(当然ヤケドしたよ)

 でも、この本のスタンスも面白い。「株は徹底したギャンブルである」という立場の元に書かれている。まあ、ある意味納得できるけどねえ。ちょっと傾きすぎかなあ…。
 ともあれ、内容もかなり傾きまくっているので、自分である程度フィルターを通して、見ていてちょうど良いのかもしれないですよ。

 「人を見る目を育てる」
そう思うと、この本を読んで顛末を知っておくと言うのも、後から考えると役に立つのかもしれない。でもなんとも後味の悪い本ではありましたね。

 追伸
 偶然にも橋本さんのブログもライブドアにまつわる本が書かれていた。トラックバックを飛ばしておこう。

ブログ道

ブログ道
久米 信行
4757101694
 このサイトももうすぐ、3年を迎えられます。日記なんか続いた事がないのに、ここまで続くとは、まさに奇跡。正直、自分自身でもなんで続いているのか、不思議でしょうがありません。まさに見て頂いている方が、徐々に増えていったからでしょうか…。

 さて、以前紹介した久米さんのメール道はなかなか頷ける所が多く、面白かったです。さて、このブログ道はどうでしょうか。
 
 ブログを続けていくとどんな楽しみがあるでしょう。やはりそこには縁者ができる。その縁者と新しい関係を作る事。これもブログの楽しみでしょう。そして、そこにブログを続ける理由があると、久米さんは思っているのかしら。そんな内容がそこかしこに、見られます。
 やはり人とのつながりでしょうね。だから続けていけるのかもしれない。

 あと、私も心がけている事、同じように考えているようです。恩はできるだけ、ブログに残していく。そして、恨みやいやな事は、ブログに書かない。褒めたい人、ことを探して続けていくと言う事でしょうか。

 ちなみに私のブログ道はどんなことでしょう。

私にとっては「だらだらやる」と言う事でしょうか。

後は、何となく面白いと思った事があれば
それを脊髄反射で何となく書いて見る。
意外と、それがYahooなどの検索エンジンでお客さまをひっぱったりします。

例えばこのエントリー
http://www.sisimaru.com/index.php?itemid=656
このブログ面白いなあ、と感想書いてURL出していただけですが
検索エンジンから、ひと月に1〜2000件くらいは新しい人を連れてきてくれました。

ブログをやって見て面白いのは
「何が当たるかわからないなあ….」
と言う事です。これが楽しくて、やっているような気がしています。
また、そこから、新しい人を連れてきて、新しい出会いがあると思っています。

「このサイトは、×××のことだから..」と固まると
長続きしないものでス。気楽に自分の面白かった事を書く。

そして、たまに良い事も書くw
と言うのがちょうどよいかと思っています。

 

レッキングクルーの攻略サイトがあった!

ファミコンミニ レッキングクルー
B00022FI3U

 そんなことに感動してどうする? と言われちゃいそうですが、レッキングクルーの攻略サイトがありました。
http://members.jcom.home.ne.jp/minagi-t/kouryaku/reking.htm

 つい懐しかったもので…。

 こちらのサイトでは、同じく「スパイvsスパイ」といった懐しいゲーム攻略がありました。個人的に、ブックマークと言う事で…。

「笑点」。ついに円楽さん降板

ついに、病気から復帰していました円楽さん、笑点から降板する事が決まったようです。

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200604/gt2006042303.html

笑いをありがとう、円楽が「笑点」降板

落語家、三遊亭円楽(73)が、日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜、後5・30)司会者を5月14日放送の40周年特番で降板することになり、後任の同、桂歌丸(69)らと22日、収録先の東京・水道橋の後楽園ホールで会見した。

 このときに改めて、こん平さんから変って、たい平さんが正式メンバーとなるそうです。

 また、春風亭昇太さんが、正式加入ですって。昇太さんと言えば、
 「うちの師匠は面白くって…」の春風亭柳昇さんですよねえ。それはそれで、楽しみです。

 そういえば、山田君は相変わらず座布団はこび?!

 追記
 ここのサイトで笑点占いができるよ。私は、「小遊三」でした。なんとも微妙な、ところですなw 便所でお尻をふく会長。
http://homepage2.nifty.com/sledge_hammer_web/shoten.htm

 そういえば、山田君って、ちゃんとした落語さんですよね。高座名は鈴々舎鈴丸(れいれいしゃ すずまる)との事ですよ。