発想する会社! ー 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

発想する会社! ? 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
トム・ケリー Tom Kelley ジョナサン・リットマン
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 この登場する会社IDEO、思った以上に知っている開発している。例えば、伝説になったPower Book Duoのドッキングベイとか、ハンドスプリングの腰にさすユニット、カメラなど。見ていると、ここがデザインしたんだ〜と感じる事が多い。その暗い特徴的な商品を開発している。
 そんな、特徴的な商品を開発するような会社は、どんなような会社の仕組みを持っているんだろう。

 以前にも新製品を開発する、という本にもあったが、まず市場調査と言ったものを無視して、顧客の視点にたった商品を開発する事が重要だ。ニーズがそこにあれば、売れる。しかし、それがわからないから工夫するしかない。

 その工夫の仕方はアイデアにある。アイデアを出すために徹底して、ブレインストーミングをしなくてはならない。その方法はいくつも語られているかと思う。逆にべからず集が載っていた。それを箇条書きすると

  • 上司が最初に口火を切らない。口を出すと話題が硬直化する
  • 全員が必ず発言する。そんなことすると最初の一言のために待つ時間が多くうんざりする
  • エキスパート以外立ち入り禁止。新たな視点や洞察が少なくなる
  • 社外で行なう。スキーやビーチのそばだとそっちに意識が
  • ばかげたものを否定する。奇抜なアイデアの目を潰す
  • 全てを書き留める。目的はノートをとどめる事ではない。アイデアを出す事だ。

 とにかく新製品を考える時には、見る事、聞く事、嗅ぐ事、その場にいて感じる事。五感を駆使する事から始まるということだ。

 そして、何よりいいアイデアを出せるようにするには、ホットなチームである事。そのためには、。様々な風変わりな人間を集めなくては。

  • 預言者
  • トラブるシューター
  • 因習破壊者
  • 人の心を読む人
  • 職人
  • テクノロジーマニア
  • 企業家
  • 違うタイプの服装を着こなす人

様々な要因と考え方が出来る人がいれば、より面白いものが作る事できる。人の募集にも今誰が足りないか。それを考えて採用しても良いだろうね。


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