カーズ
ジョン・ラセター ジョー・ランフト ラリー・ザ・ケーブル・ガイ
やっと遅ればせながらPIXARの最新作、「CARS」を見ました。最初の作品からPIXARだけは見続けていますけれど、本当に技術の進歩は凄い。
背景を見ていても、あのほとんど自然とまごうばかりの情景を作るセンスは、本当にお見事としか言いようがない。そして車が走るシーンの煙、砂煙、火花など細かいところまで、すばらしい表現。
CGの技術はここまで来たんだなあと、ため息をつきながら、その力に、圧倒されてしまいましたねえ。
さて、話の筋は、ルーキーながら「ピストンカップ」の優勝を狙うカーレーサー・ライトニングマックイーンがふとした事故からルート66の田舎町ホットスプリングスで、であうことを中心にお話が展開されていきます。
車だけどレースシーンや都会的なシーンが中心かと言えば全くそんなこともなく、自然とその情景の中で、人と人(?)の対話から、何かを学んでいく。そんな話。雰囲気、結構派手なのかなあと思うけど、思った以上に大人がグッとと来る話なので、うちの子にはあまり受けなかったなあ。
アニメだけど、かなり大人向けな作品ですよねえ。
そして、毎回楽しみの短編は「One man Band」が付いてきました。相変わらず、短編は技術の挑戦的な傾向が強いんだけど、面白さは常に保証付きなのが凄いですわ。
さて、カーズはカーズで面白かったけど、早速ピクサーは2007年に向けて最新作を準備しているようですね。作品は「Ratatouille」。
グルメなネズミが中心に、パリを舞台にした作品のようですけど、多分ピクサーですからねえ。一筋縄で行かない作品でしょうね。
プレビューは以下のページから見る事で来ますよ。
http://www.pixar.com/featurefilms/rat/