インフォメーションアーキテクトの教科書ーユーザーニーズとビジネスゴールを基にしたWebサイト設計
中東 優 野口 竜司
web屋の仕事は最近多岐にわたっている。
ホームページを作成するに当たっては、単純にデザインを並べて作ってお終いという訳には行かなくなっている。サイトを作るに当たって、あくまで発注者の満足を視点においた作りかたでは、ダメになってきた。より、そのホームページを見る「ユーザー動向」というのに、視点を置く必用が出てくる。
その為の技法としてここ最近言葉が出て来ているのが、「インフォメーションアーキテクト」という仕事になっている。
どちらかと言えば、サイトのコンサルと言うことにもつながるのですけどね。その設計をある程度お金と時間をかけることで、より効果を上げようと言うことにつながる訳なんですよ。
まず、サイトを分析するに当たって自分の会社のサイトは、どういう位置にいるのかSWOT分析から始まっていきます。そこから競合は何か? 自分の強い部分はいったい何になるのかと言うのが重要になってきますね。その判断がついた所で、自分のページを見に来る代表の人(用語でペルソナと言います)を設定していきます。
そのような設計を一度しっかりかける必用が出て来ますね。
多分同じ仕事をコンサルタントにかけるとなったら、結果が出るのに、多分100万とか取られるんでしょうなあ…。でも技法や考え方を知っていればある程度、自分自身でもできるのですよ。
ただし、この部分はある程度経験がものを言うので、ツケ焼き刃でやっても…ということも事実なんですよね。ある程度、やり方と事例の研究を持つ必用があるなあとも思っています。
サイト作成に、費用をかけて効果を出すには、今はデザインではなく、設計により予算がかかってきます。となると、この本には、web屋さんの付加価値の方法がコンパクトにまとめられています。そういう意味では、「仕事に使える本」とも言えるでしょう。
でもあくまでもコンパクトに納まっていますので、しっかりしたバックボーンが弱いのです。コンサルタントの知識、情報アーキテクチャの知識がなくてはとてもうまくいきません。しっかり勉強したければこの本をぜひ読んでおくべきでしょうね。
コンサルタントの本は技法が簡単に学べる本を選択していますので。
新米コンサルタント奮闘中!!ー中小企業診断士宮本君のコンサルティング実践記
経営革新アソシエイツ
Web情報アーキテクチャ?最適なサイト構築のための論理的アプローチ
ルイス ローゼンフェルド ピーター モービル Louis Rosenfeld