大企業のウェブはなぜつまらないのか

大企業のウェブはなぜつまらないのかー顧客との対話に取り組む時機と戦略
本荘修二
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 非常にタイムリーな内容ですね。
 昨日書いた、セミナーで触れていたWEB2.0的な解説も、とてもしっかり書かれている。なので、WEB2.0的な本だけじゃなくて、もっと欲張りにWEBにまつわる最近の事情を知りたい人にとっても、役に立つ情報が書かれている一冊。
 だから今、その仕事に関わる人は目を通しておいても損はないだろうな。

 現状のWEBの取り巻く事情とは。現在は確実にWEBの広告収入は拡大しており、ユーザー数もうなぎ登り。WEBに接続出来る人間の数は7000万人を超え、月当たりの使用時間も平均18時間を超えている。
 それだけ影響力の増えたWEBだが、まだまだ有効活用されていない。

 まず情報を発信する側として、今までと違って消費者からの発信が増えている。2ch[G]もそうだし、@cosme[G]といった有名サイトも増えてきている。そして、ブログの存在も大きい。ブログランキングを見てみると、その上位のユーザーは、販売自体に大きく影響も与えいますから。この点は昨日も書いたがAISCEAS[G]という消費者行動にも現われていると言う事でしょうか。ここら辺は本でも図入りで詳しく載っているので、参考にしてもらいたい。

 また、SNSも侮れない。日本だと、mixi.jpとなるが、韓国ではサイワールド、アメリカではマイスペースという、ものすごい人気サイトもあるようで。
 日本との大きな違いは、オープンなSNSなのが効果あるのと収入が得られる仕組みがあると言う事のようだ。

 以上のような事から、「情報の発信」が重要だったWEBが、「情報の交流」という次の目的に代わってきている。そうなると既存のサイトの役割がちょっとズレて大企業のWEBがつまらないと言われる事になるのかも。

 欧米では顧客との交流として、一般個人にCMを作ってもらいコンテストをするのは人気のようだ。またバナーやブログパーツの配付も販促活動も効果を上げている。そして、情報交換の拠点をSNSに重きを置く企業も多いと言う事だ。
 こうなると、単純に一元的な作りではなくて、福数的な効果をいくつもの層を持たせる。そう言う意味で時代は変わってきたなあと思えてくる。

 リスクはあるが、ブログを使った企業のサイトも日本では増えてきている。どんどんチャネルは増えているので、WEBも使われ方も代わってきているよう。
 単純にビューではなく、コミュニティーの登録人数が求められたりと、ロードマップの作り方が変わってきている。

 WEBの次の形は、静的なサイト作りでは、だんだん対応出来なくもなってきている。そう言う意味でコストはかかる。サイトを作ると言う単純な広告効果を得ると言うのも難しくもなってきていると言う事か。

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