起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法
吉澤 大
会社を経営して生き残る最善の道は、借金をしないでしっかり利益を得ていく事。そんなことはわかっているが、自分の会社の分野が生き残る率が高いものだと、それは良いものだと思うよ。
この本に掲載していた会社生き残り率の表には参ってしまった。参入障壁の低い業種は、当然ながら多くが参入するので生き残りが大変。業種別に表示されていたが、例えばインターネット業界は、廃業率が51.6%と半分が生き残る事ができない。そんな業界にいたのかと、改めて恐ろしくなってしまったよ(笑)
そんな競争の激しい会社経営。生き残る為の施策が必要。一つは、自分の会社の専門化。特色を出す事で、お客さまから働き掛けやすく変えていく。
そして、一度顧客になった人には、ニュースレターなどの続けてコンタクトを取る手法も考える事が必要になってくる。
会社も調子よく成長すれば、分社化も生き残りの施策になる。会社が小さくなれば目も届きやすくなるし、働かなければいけないという、必要性も増えてくるし。
また、仕事の明確化も必要。やる事がわかれば、どんどん人は働いてくれる。その仕事をわかりやすくするのも、経営者の仕事と言う訳だ。
そんなふうに仕事を拡大しても、どうしてもお金が必要になってくる時が来る。そんな時は借金が必要。その時まではお金を借りない。そんな姿勢が、安定した経営には必要ですね。