なぜおいしいアイスクリームが売れないの? ダメな会社をよみがえらせる3つのレッスン
S. チョウドリ 中山 宥
自分の会社では、良いと思っていても、お客さまからみれば、良いとは思われていない。この事実って、正直受け入れがたいけど、しっかりと、受け止めなければ行けない事実。
そんな、酷な話だけど、そこを乗越えて、良い商品を作るために必要なことをしていく。その指針はこの本に載っている。最初はキツイかもしれないけど、これはどこの会社も考えなくちゃ行けないことだろうなあ。
この本では、売れ行きいまいちなアイスクリームメーカーがその地場で1番のスーパーで商品を買ってもらう為に社内改善をしていくストーリー仕立てになっています。
その一番最初にするべきこととして、会社の危機になっているんだよ、ということを奥さまにも話すこと。み時かな人間に理解してもらうことが出来なければ、改善の一歩は進めないと言うことでしょうか。
さて儲ける為には? 儲けとは、仕事の結果でしかない。結果なので過程をどう楽しく、うまくやるかと言うことに主眼を置かないと。仕事場を楽しくすることが近道の様ですね。
質の高い企業文化を根付かせるにはどうすればいいのか?
質の高さには”人間の力”と”過程の力”の両方がかかわってくる。”人間の力”とは、きみの元で働く従業員達のパワー。”過程の力”ビジネスの進めかたをさす。まずは人間の力を最大限に発揮する為に、意欲あふれる集団を作らないといけない。
仕事をこなしていくかに意識を集中するには、LEOという方法に力を注ぐ。LEOとは
- Listen(聞く)
- Enrich(価値を高める)
- Optimize(最適化する)
客の声をよく聞く。製品やサービスを強化する。客が完全に満足できるように最適化する。
そういうと、お客さまの声なら聞いているよ、と返事もあると思う。でもそれは自分の好きな物だけを売るDJになっていることも多い。リクエストに答える。これが出来ていないことが多い。
お客のニーズも様々。この本では三つに気をつけると。
- 期待する最小限の内容を提供する
- 納得する出来の物を提供する
- 何かすら興奮するプラスαを提供する
これが出来れば、恩恵が得られると言う訳だ。そこを目指して会社のかじ取りをしてみようよ。