インタラクティブの流儀

インタラクティブの流儀 ブランド価値を高めるネット広告クリエイティブ
吉原 有希
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ヒットしたウェブサイトの裏事情を探る、一冊。
しかし、取り上げられているのが特殊なケースと思える事象なので、なかなか一般の仕事に取り入れられるかと言うと、かなり疑問な内容。

例えば、最初に取り上げられているのは、「スラムダンク」。あのマンガ、スラムダンクが1億冊突破記念に新聞6紙にありがとう広告を出した時に作成したウェブの裏事情が細かに書かれています。
 確かにあのプロジェクトは、ある意味、強烈なメッセージとインパクトを与えたと思っています。でも、あの事情には、巨大なマンガとそれまでの化粧品などで培った広告展開と言う様々な要因のおかげで、出来た話。話としては、非常に感動的で、目がうるうる来るくらい、すばらしいエピソードの詰まった話であった。
 しかし、この話は一般の広告事例には、参考にはならい。

 でも、この本では、ひとつ注目したい事象が掲載している。それは、ガリガリ君[G]のプロジェクト。
 この話は、TV広告でのインパクとある話と、ガリガリ君のキャラクター。この二つがうまく合わさってでき上がっている。また商品の開発もセットに行っているので、この話は参考になる。 
 遊び後ごろあふれる広告と、イメージと合わせた俳優の起用など、非常に起用にやっている。この考えはしっかりマネしないとね。

 最近はウェブの広告もクチコミを呼ぶような展開も求められている。そのような展開をどうやって組み込むか。トンガリ過ぎている事情だらけだが、それがクチコミを生むのだからねえ


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