ウェブ3.0型社会

ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代
神田 敏晶
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神田さんと言えば、セグウェイで走り回ったり、最新のネットワークの情報をTVやネットを使ってブロードキャストする、まさに先端を走り回っている方ですね。その方が、これからのネットに関する未来を書いた一冊。
 先走りすぎている方の本なので、面白く読めますよ。

 やっぱりSNSやブログによる個人の情報発信が大きく変わってきている。そのおかげで、まさに情報が民主化されている。政治は一部の人間のものであったが、様々な意見が飛び交うようになった。それだけでもインターネットの影響は大きい。
 ただし、その意見も玉石混交出あるのは否めないと著者も語っていた。

 また、ネットがよくなっているが、ボトルネックになっているのが、「スパムメール」。メールの実際のやり取りのうち、90%がスパムだと言う報告も会ったそうだ。

 もう一つの、インターネットと言うメディアの問題もある。それは著作権。今の著作権の形式が原稿のネット社会と会っていないとの指摘もある。
 コンテンツ業界は変わらなければならない、著者は語っていましたね。

 TVのコマーシャル問題も上げられてました。たしかにTVは広告費の問題とインターネットの口コミメディアと、違う様相がでています。
 一方的でない世界になってきたとも言えますね。

 そう言う意味で著者が言うようなネットとリアルのより融合が起こっているのかもしれません。


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