前から気になっていた三輪さんの本、なんとなく本屋さんにあったこの強烈な表紙に引きつけられて、読んでみました。
強烈な個性と、身もふたもない発言で知られる三輪さん。本で読んでみて、非常に含蓄のある、そしてストレートないいっぷりに、改めて好きなってしまいます。
この本は,たぶん、女性誌に掲載されていた読者の質問コーナーをもとに書かれていたのでしょう。読者とのやり取りと、そして、三輪さんの考え方が数ページにわたって掲載されています。
人生は、正負の法則.いい事があれば悪い事がある。それぞれ振れた振り子の分だけ、次がある。
なるほど、確かにそうかも…。
私の好きな下りは、「文化は心のビタミン」というところ。
心だって体と同じ様にビタミンが必要。それは、歌だったり、演劇だったり絵画だったり。また、書物もそうでしょう。
ということは、私も、そのビタミンを取る為に、こんなに本をやたらに読むのでしょうか…ね。
あと、奥さんに読んで欲しい(笑)のは、旦那さんをいたわって話.家では文句も言わずに働いて来た旦那さん。それを、休みの日に、あれやれ、これやれは止めときなさいよ。という話がありました。うん。たまには、私も休ませて(笑)
とにもかくにも、面白くって、ストレートで。よんでいて元気になる話が多い。これは読まなきゃ損ですね。また、本を見かけたら、手に取ってみようと思います。
そういえば、アマゾンの書評も、高評価ですよ。