ドラッカーの遺言

ドラッカーの遺言
P.F. ドラッカー 窪田 恭子
4062820005
20世紀を代表する経済学者はと言われれば、答えとして多く出てきそうなのが、このひと、ピーター・F・ドラッカー[G]。残念ながら亡くなってしまいましたがその英知はたくさんの本になって残されています。またその本は経済本にも関わらず、非常に興味深く読んでいて、なるほどと思える事も多いので、読んでいて楽しい本でもありました。

 その最後の遺作になったのがこの本でした。ということで読まない訳にはいかないと。

 今までの労働集約型の働き方から、時代は変化しています。今までの日本での保護主義はグローバル化によって無意味になってしまいました。
 そして、インターネットによる情報革命によって意識の壁がだいぶ取り払われています。
 
 しかし日本には一つ大きな壁があります。それは、「言葉の壁」。その為にドラッカーは日本で活躍出来る外国人は企業のトップと言った存在だけになるだろうとも。
 日本は、外資が株式の取得による乗っ取りで、さらに業務の変化も変わってくるでしょうし、また労働者も替わってきて知識労働者として成り立ってきています。今までの業務は上からのトップダウンが、うまくいかなくなるでしょうね。その労働方法を改革出来るか。これは日本の企業に求められてくるでしょう。

 現在企業に起こっている危機と言える事は、変化とも言えます。その変化に対応出来るか企業家にとわれていますよ。


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