子どもの話にどんな返事をしてますか?

子どもの話にどんな返事をしてますか? ー親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる
ハイム・G・ギノット 菅 靖彦
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子どもをきちんと怒るのは難しいですね。頭からガミガミ怒るのも、どうかなあと思っていますけどね。うちのおやじが、そんな人ではるんですけどねえ(笑)

この本によると、そんな感じで頭から怒る、否定するような事を言うと、最悪子どもが親を恨む、怒るようになる。そんな親子のねじれをしないようにするためにも、子どもとのコミニュケーションが重要になってきますな。
 また、怒った勢いで罵倒してしまう事があるでしょう。この「バカモン」くらいならいいけどね。でも、子どもは情状を酌量して、類推する事は出来ない。要は、言われた事を真に受けてしまう。言い方も気をつけないと。

 もう一つ気になったのが、朝などご飯を食べる時に忙しいから、早く食べなさいと言ってしまう事も。まあ、しょうがないよね。でも、ここで気に留めておくのは、「子どもに効率を求めてはいけない」ということ。
 早くさせる必要はあるけど、早くと急かすと逆に遅くなる。しつけは二の次で、あせらずにせかせないとねえ。そこが難しい。

 体罰の話題も上がっていた。悪い事をすれば体罰。しかし、悪い事をすれば体罰を受け、それさえ受ければ全てことが済むと勘違いして育ってしまう事もあるらしい。それは教育の目的とは変わってきてしまいますからな。体罰をすれば良いと言うものではないね。

 用法を見ていると、最近のコーチングの技法も多くはいっている気がしています。人を育てるのは大人も子どもも変わらないのかなあと。


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