超シンプル図解術
永山 嘉昭
図解をうまくやる技術の本は幾つか読んでいますが、この本は、非常にシンプル。
シンプルだけに、情報の単純化、標準化と言う点では、面白い考察が得られます。だから、図解をはじめる人には、非常に受けの良い作りとも言えると思います。
図案化をするのもパターンを持ってやっていますね。
そのパターンも「囲み」、「方向を持った図形」、「ふきだし」、「フローチャート」
そう言った要素を組み合わせて、図形を作って行く。
単純化すると簡単な話ですけども、その単純を組み合わせて行く事で、より込み入った、また、複数の概念を持った図形ができ上がると言う訳ですな。
この部分、やはり言葉でいっても、わからないと思います。是非にこの本を見てもらえるのがどれだけ早いか(笑)
あと、重要な要素は「矢印」。
矢印を囲んで行くのか、円を描くのか、中心に向かうか外に向かうか。
それだけでも、要素が変って面白い図に変って行きます。
後は問題になる状況を分解して行く事が重要かなと思います。
分解して、図に組み直す。
そうする事で、プレゼン資料が全く生き生きなると思いますからね。