ゲリラ・マーケティング進化論ー脳を操り、「説得力」を最大化せよ! (講談社BIZ)
J.C. レビンソン P. ハンリー 山田 郁夫
ゲリラマーケティングのシリーズは目からウロコの工夫術、攻めの方法として唸る事も多い。そんなゲリラマーケティングが進化してきた。どんな進化か。それは、深層心理に訴える、無意識のうちに様々なメッセージを発信していく。
お客さまが動くと言うのは、意識して動く事になるが、今回の本ではNLPの理論も交えて無意識への働きかけを実現していこうと…。
なんか、恐ろしい洗脳の話みたいですね、こう書いていくと…。
深層心理に打っていくと言っても、そんな怖い事ではないようで。
どうやるかと言うと、相手のタイプをまずは見極めて、そのタイプに合わせて効果のあるように商品の紹介を演出していけば良い。
細かい事は本に譲るとして、購入後の興奮状態を、どうやって伝えていくか。ポイントは、製品を扱うが、重要なのはフィーリング。そこを考える事にゲリラマーケティングの意義が出てくる訳なんでしょうね。
相手を見極める、それがこの手法の難しいところですけど、大きく3タイプしかありません。これなら、何とか対応出来るかもしれませんね。
また言葉の使い方というのが、重要になってきているみたいですよ。
相手の注意を引きつけるのはもちろんなこと、「はっきり」理解を示す質問を道投げ掛けるか。そして、否定の余地ない状況に持ってくる事。
悪用すると本当に怖い手法かもしれませんねえ…。
また、相手が発信する「ノー」。少し間を取ってノーの抵抗感をどうやって軽減するか。これも、営業手法と言えるみたいです。
チラシを作るのにも深層心理に訴えるために黄金比を使う。ともかく徹底して利益の想像を考える。この徹底ぶりもゲリラマーケティングなんでしょうね。