思考の整理学

思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
4480020470
自分自身でどうやって原稿を作り、能動的に物事を進める力と言うのは、社会にでて必ず必要になってくる。
私も大学生に向けて授業を持っているが、いわれた事を淡々とこなす事が出きるこは非常に多い。しかし、そこに自分らしいエッセンスを加えて、課題をこなす事ができる子と言うのは本当に少ない。

この本にもこのようにな能力の違いを「グライダー能力と飛行機能力」徒渉している。グライダーのように誰かにひっぱってもらえれば、進む事ができる人。そして、自分のチカラで進めることが出きる飛行機のようにエンジンを持っている人。学校にいて良い子というのは、意外に言われた事だけができるグライダーでも評価を受ける事ができる。

ここでは、思考をしっかり持つ事で、言われる事が出きるだけではない施策と言うのは必要。
それでは、どのような方法があるか。まずは情報を調整する。それには、一次情報を2次情報に代える方法。それは、ダイジェスト、要約をする事。また人為を加えることもできる。

また、本読む、調べる事については、一つ工夫するだけで非常に効率が良くなる。
「調べるときにまず、何を、何のために調べるのかを明確にしてから情報蒐集にかかる」
それから、情報をカードにするということもありました。

他にも多くの情報をどうやってより効果のある学習が出きるかと言う記述が多くのっている。そこには、新しい事に挑戦する事も重要だ。新しい事に挑戦できる事が、自分自身の新しい手段になる。

ちょっとしたこと、ちょっとした心がけで本当に勉強方法ががらっと変る。そのことを知るだけで、学習効率も良くなる。
この本は、言われた事をやるだけでない、新たな学習、学問をする大学生、新人社会人に紹介してあげたくなる本でした。


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