ネットの先取り商法

ネットの先取り商法―これから儲かるお店&会社はここが違う!
平賀 正彦
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インターネットに関連している仕事をしていると、つねに新しい事、新しい技術、そして、新しい制作環境に泣かされるものです。いままで、当たり前と思っていた事が、古い技術になってしまうとか、こんな技術があったのかと思うと、一般化したり、もしくは無くなっていったり。
商売で言えば、メールマガジンの効果がちょっと前までは、かなり評価が高かったのですが、今はでクリック率、開封率が極端に減っています。また、この本に書いてあったのですが、「まぐまぐ」のメールは開封率、反応率もかなり減っているようです。そういえば、自分もメルマガ専用メールボックスに入れて見ていないよなあ…。

そんな風に今までの常識が全く変ってきているホームページ。
その改善点、また、いまの時代に合わせたホームページの作成法をホームページコンサルタントの平賀さんが出し惜しみなく書かれています。
実際に製作者側としては、ここまで書いて大丈夫?と思う事も幾つかのっていました。

今回の本を読んで改めて感じた事は、
インターネットがより個人に密接した商売ほど成功する」と言うことです。

以前ですと、メール欄に単純にメールアドレスを入れると機械的にメールが届くというのが当たり前でした。
しかし、反応あるメール対応や顧客とのつなぎかたは、そのメール内容から、人が直接あう、もしくは、個別に対応すると言った方が、成功を結んでいると言う事です。

また、顧客の希望もわかれています。細分化した仕組みを作っていくと、顧客対応に良い効果が出てくる、そして、結果も上がってくるようです。

単純にページを作っておしまい、と言う時代は終わりました。
顧客のニーズにあった、問合せ、顧客対応、システムなどをひっくるめた考え方がより必要になってきます。
また、この本を読むと切実に考えさせられました。新たなネットの展開、仕組み作りを考えるのならば、必読の本でしたよ。


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