ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
梅田望夫
シリコンバレーに住んでいる梅田さん。
そのシリコンバレーの英雄たちの言葉を紡いで、次に進む指針を切り開いていこうとする一冊。
アメリカベンチャーの考え方を学べる一冊として興味深く読めた。
例えば、ベンチャー経営に必要なこととは何か。
それは、日本の用に強力な社長集中主義ではなくて、最高責任者を中心にして営業、開発と言った、実行に責任持つマネジメントチームを持つこと。そして、その人間たちとの協議会をもって、運営すること。
アメリカでは、ベンチャーキャピタルを利用することで、お金だけでなく経験を持った人から助言などをもらい、より強固な会社を作るということも行っているようだ。
そして、採用基準としては、より自分よりできる人を取ろうと考える。
というのは、自分よりできる人がいるから、自分もより向上する可能性が広がるということです。
これがダメな会社だと、じぶんより能力費の低そうな人を取って変な優越感を残すところもあるというのが情けない。
また、Googleの経営倫理ものっていたのが興味深い。
それは、「邪悪であってはならない。」
彼らは本気でGoogleを「世界をよりよい場所にするための機関」としてとらえているそうだ。このくらいの気持ちを持って仕事に当たりたいものだね。