夫婦の格式

夫婦の格式 (集英社新書 451C) (集英社新書 451C)
橋田 壽賀子
4087204510

あの”渡る世間は鬼ばかり”で名の通っている、脚本家、橋田壽賀子が夫婦のことについて本を出したというではないか。どんなことを書いているか、興味を持ったので読んでみた。

確かに「渡鬼」に出てくる人たちは、クセがある。その嫌みなところというか、見てられないようなところが、現実にもたくさんある。
夫婦のことでも出てくるし、いわんや、嫁姑との関係となると、それが如実。
そこをうまく書いているので、TVを見ている人は引きつけられると思っているけど、どう?

で、この本では、あくまで、橋田さんの目を通しての「男論」。
男は、思った以上に不器用で、バカで、かわいい存在と女からは写っている。
そこで、女からすれば、どうやって男たちをもり立てて、うまく扱えるか。それ次第で家庭は、より居心地のいいものにもなるし、そうでなければ、鬼のすみかにもなる。

いろんな夫婦の形がある。この本でもその形をいくつも紹介している。
いままで、起こってばかりいる亭主が嫌で子どもを連れて飛び出た人の話があった。

しばらくして気がついたのは、夫が怒るのが嫌なら、怒らせなければよい。そう思って亭主を笑顔にさせるよう努力したら、いつもニコニコ人相まで変わってしまった。(中略)
きっかけは 彼女が自分を変えたから。それが亭主を変えることにもなったのです。

家庭で目指すべきは、相手を変えることじゃなくて、自分を変えていくこと。
深い話だよなあ。でも家庭はすべての礎。おうちが居心地よければお父さんだって早く帰りたいですよ。

よんでみて、つくづく家庭とは面白いモンだなと思える、一冊でしたよ。

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