巨匠に教わる絵画の見かた

巨匠に教わる絵画の見かた
視覚デザイン研究所
4881081241

絵を見るとしても、どういう評価というか、判断があるんでしょうね。 昔からの有名作品を見ていても、「おー!」と感動する作品もあれば、「ふーーん」くらいしか感じない作品もある。作品にまつわる、うんちくもふんだんにあるしね。

ところが、ちょっとその歴史というか絵画の流れがわかると絵に対して、「なるほど!」という点があることがわかってきました。そのきっかけになりそうなのが、この本。

例えば、ルネサンスの3巨頭。ダビンチ、ミケランジェロ、ラファエロ。この3人の作品もしっかり影響し合っている事も知りました。また、その当時に文句の言い合いも行いながら、それぞれの作品が成り立っているようで。
その作品自体もすばらしいけど、画家同士の批判のやりあいが書かれているので、人間くさくて面白い。そんな話題がいくつも掲載していて、絵の見方が変わってきます。

この本に紹介されている絵描きの中では、カラヴァッチョやベラスケスが改めてすごいなあと。カラヴァッジョは作品見たことはあるかもしれないけど、名前までは印象着いていなかったわ。作品見る機会がぜひ欲しいなあ。

あと、ジェリコー、ターナーの光の使い方に驚きました。
いやあ、知らない偉大な作家は多いなあ。今度はそのような作家の画集を見てみようかと思います。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: