「できる人」の話し方、その見逃せない法則

「できる人」の話し方、その見逃せない法則
ケビン ホーガン, Kevin Hogan, 五十嵐 哲

発売日 2002/03
売り上げランキング 3,605

おすすめ平均
学術的なのでオススメしません
自分:相手=10:90
◆どうしたら営業でバンバン契約が取れるか?

Amazonで詳しく見る4569621104

 タイトルからして、どんな本なのか、実はよくわかっていなかった。平たく云えば、営業のテクニック本。どんな感じで相手に接していけば、セールスで相手の信頼を獲得できるか。それについて論じられています。

 この本の中で一貫した目的は、「OBT(結果を想定した思考)」。これを持つ事で、欲しいもの、必要なものは何かを導き出し、どうやったら手に入れる事が出来るかわかるようになるらしい。

 そして、その技術はお客様に対しても、「OBT」に導けるかということにつなげていこう、ということだ。相手の欲しいものをそのまま提供できる。これほど、簡単そうで難しい事は無いけどね。

 以外に書かれている事は普通の事なのかもしれない。

 法則1 プレゼントはプレッシャーになる「お返し」の法則
 法則2 金銭感覚をマヒさせる 「比較」の法則
 法則3 説得相手と友人に 「友人」の法則
 
 などなど…9つの法則用いて、テクニック的に動いていく。そして、基本は、WinーWinという関係でやっていきましょう。そんな感じで続いていく。
 
 それをサポートする深層心理も手伝わせて自分の価値観をしっかり見据えて、自分はどんな人間なんですよー、というところをしっかり押さえている。
 
 当然ながら、売り込みの本で終わらないで、「提案」プレゼンテーションにも話は及ぶ。このプレゼンの法則は以外に使える所というのが正直な感想。

 この本は、薄い本ながらけっこう骨太な内容。しっかり読み込めば、それなりのリターンは帰ってきそう。そんな一冊でした。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: