少ないモノでゆたかに暮らす?ゆったりシンプルライフのすすめ
大原 照子
これを書いた大原さんは有名な料理研究家。料理研究かといえば馬鹿でかいキッチンに、大きなオーブン。そしてたくさんの料理器具というのが、固定観念だが、どうもそうではないらしい。食器具も最低限。衣服もいいもの買う代わりに最低限。(そのかわりにイギリスまで行ってお買い物という)質より量で、つい安かったからとユニクロ[G]ヘ行って買ってしまう私と大違いだ。
よく私は、安物買いの銭失い、なんていわれるが、この性質は何とか改善したいと思っている。その一助になればとこの本を読んえでみた。
とにかくシンプル。英国というかヨーロッパの考え方は非常に生活をシンプルにすることからはじめているらしいよ。
女性なりの軽やかに減らすこと。無理をせずに、とにかくいいものを持つこと。これが重要なんだろうなあ。
とにかく着ない服、使わない道具はどんどん処分する。思い切って。わたしももう使わない、SCSIのケーブルなんてとっておかない(笑) そして、新しくパソコン買ったり、デジカメ買ったりしたら、前のをさっさと処分する。このくらい思い切らないと、いけないだろうな。4台あるから、1台減らそうと思うよ…。
シンプルな生活をしていくと、一番の効果は、「健全な金銭感覚を持つ」ということなんだろうね。著者も最後に書いてあった。身の丈にあった、必要なものだけ、そろえていけばいい。フィギャアセット・フルコンプリートは生活に必要がないので、もうやめようと思う。
あと、さすがお料理研究家。キッチン周りの情報も、たっぷり。
シンプルな生活で豊かに暮らす、そんな方法を見てみたい人に結構薦められる本だと思うよ。
そういえば、著者はシステムキッチンを勧めていないね。シンプルに暮らすには、もったいないことが多すぎるようだ。必要なものだけそろえる。それからすると、無駄だらけのようだ。まあ、今の経済は、無駄で成り立っていると思うけどねえ。