インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング

インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング
金森 重樹

ダイヤモンド社
2004-10-08
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 「札束に火をつけて燃やす覚悟がない人間は、商売の世界では勝てません」
と、豪語して、実際に儲け続けている金森重樹[G]氏が放つ、マーケティングのノウハウ書籍、第二段。前回の超・営業法に続いて、おしげもなく、お客様集め術を披露してくれている。彼がインターネットで集めている、その広告先は、オバーチュアとアドワーズ。それを、様々な比較広告をしながら行っているらしい。

 比較といっても、商品の比較ではなくて、広告内容の比較。たとえば、文章の長い広告が受けるのか、それとも、短いキャッチだけの広告が受けるのか。
 オバーチュアに比べて、アドワーズならば確かに特定のキーワードでなければ安価に設定することができる。集団を特定できれば、本当に数千円で、しっかり広告できるから、やらなきゃ損かもしれない。

 それでは、検索において、ディレクトリ検索はどうか。たしかに、ヤフーのディレクトリに掲載されるだけで、検索結果は2〜3割効果があるのは、今までやってきていて感じている。
 ただ、掲載に確実性がないので、ここは広告効果を期待して、「ビジネスエクスプレス」に頼るのが筋なよう。ただ、アメリカでは、ディレクトリ検索が消去されているというのは、ちょっと驚いた。

 とにかく、インターネットの技術論、方法論ではなく、掲載情報の最適化をどのように進めていくか、そして、その経験論を書いてある本というのは、いままでほとんどない。

 そういう意味で、マーケティングという面では非常に役に立つ本であろう。


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