経営のコツここなりと気づいた価値は百万両
松下 幸之助
by G-Tools
松下幸之助 氏の本はとてもよい。この本もよい。社長となる人、経営を考える人。そして、人の前に立っている人。そういう人は、聞けばたいてい読んでいる。松下の社長としてもすごいのかもしれないけど、この本を残すために、PHP研究所[G]を作ったその心意気もまたすごい。
書いてあることは当たり前のことにかんじる。毎日の仕事の中で、やらなくてはいけないこと。でも、その当たり前のことが、常に出来るか。改めて自分を見つめ直す、そんな本。そして、会社を経営していれば、起こりうるだろう問題も、きっちり予測していてくれる。その時には、この本にあることを参考に自分の中で、クリアーしていこう。そう思った。
ちなみに私の好きな章は
- 雨が降れば傘をさす
- 率先垂範が部下を動かす
- 好況よし、不況さらによし
- 社員に夢を持たせない経営者は失格である
読んで見て納得の一節だ。
そして、この一言。
- 結局は社長一人の責任
社長とは、やはり、孤独なものなのか…。