ブランド・マインドセット
デューンE. ナップ Duan E. Knapp 阪本 啓一
by G-Tools
やたら分厚い本だが、意外に読みやすい本。この本のまとめについて100ページくらい丁寧にまとめている。100ページと言えども、文字は大きいのですぐにぱっとつかめる。
さて、何の本かと言えば、一つの企業としてブランドを構築するには、どうしたら良いかと言うのをまとめている。初期における企業内同意から、実際にブランドを構築するまでをまとめている。一つのブランドをまとめるには、なかなか道は厳しそうだが、地道に組み上げていく過程が掲載しているので、企業としてなにが足りてないのか、知る上では役に立つ気がした。
ブランドを構築するには5つのステップが必要と解いている。そのステップとは
- 企業はどう見られているのか
- 企業が意味しているのは何か
- 将来どのように見られたいか
- どうやって育成するか
- 競争優位に立つには
以上のステップをふまえてブランドと言うのが育成する。5台回目に達すると、さらに上に行くために第一ステップへもどってくる。上に立つ人間はまわりの言う事を聞くみみ持ち、謙虚な態度で育成していくしか方法はない。
この本でブランド過程を進めてくれているが、それ以上に重要な一説に感じられたのは、これ。
「あなたの会社は製造業ですか、サービス業ですか」
ブランドを構築するには、この両立が必要。この一文が一番耳が痛い気がした。