ウォール街があなたに知られたくないこと

ウォール街があなたに知られたくないこと
Larry Swedroe 山内 あゆ子

by G-Tools
様々な投資法が世の中に紹介されている。とうぜん、株の予想もでているが、場合によっては競馬の予想屋と同じレベルのものある。効率的に株式市場で勝っていくには、なかなか素人では難しい。それでは、ファンド(投資信託)を使うのはどうだろう。投資信託、大きく分けて二つあって、専門のバイヤーが時と状況を見て株を売買するアクティブ運用と、ある程度事業の透明性と収益性が認められた会社をただ買って放っておくパッシブ運用とがある。さて、どっちが運用実績がいいんだろう。その回答がこの本に掲載されている。

 アクティブ運用だと、一年で100%を超えると言う結果も出ているが、これが、10年にわたって調査を結果しただと、パッシブ運用が圧倒的に勝っていた。パッシブの代表S&P500インデックスは16.43%、「栄誉殿堂入り」したトップテンファンドのアクティブ運用は10.46%。結局は買って保持しているのが一番うまくいくと言うのが笑ってしまう。また、アクティブな運用だと、買ったり売ったりすると、そこに手数料と税金がかかってくる。儲かってもさっ引かれてしまってはどうしようないと言う事か。

 それでは、日本で起こった株安でも同じ事は言えたのか。なんと、その時アメリカの株は3倍に上がっていたらしいので、全体ではプラスになったと言う事だ。だから、アメリカと日本と欧州のファンドをうまく組むと言うのが過去ではうまくいったらしい。だが、最近になって世界経済は通じているので、世界でうまくいかない時は国内でもうまくいかないと言う世に変わってきたかな。だからといって、タイミングで売買してはいけない。誰もタイミングはわからない。買ったら放っておくが最強だから。ちなみに、長期で持てば持つほど、リターンは大きい。

 さて、ここで取り上げられているのはファンドだが株式を所持しておなじようなリターンを得るにはどうしたらよいか。20銘柄業種別に持っておくと同じように安全に運用できるということだ。

 でもおもしろいアクティブ運用、この本では資金の5%〜10%程度で遊びでやりなさいと書いてある。まあ楽しく遊ぶ資金としてやるのでいいじゃないと言う事かしら。
 

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