一億総マーケター時代の聞く技術

一億総マーケター時代の聞く技術 「明日の売れ筋」をつかむプログラム
喜山 荘一

by G-Tools
めずらしく橋本さんが手放しで褒めてる
ということで、気になったこの一冊。欲しいと思っても、なぜかアマゾンでは、枯渇状態。買えねー。ということで、見事この買えないマーケティング戦略にのって(笑) 普通の本屋さんで買ってきました。というか、けっこう普通の本屋さんであるじゃん。何でもネットで調べて見るのは、いいこととは限らないと言う例でしょうかねえ(笑)

 というわけで、この本は、メールを使った聞く技術を中心に話が構築されている。でも、人の意見や感想を吸い上げて、その「褒め言葉」を啓示しようと言うのは、神田さんの本にも書いてある。今までも常套手段だったけど、ここに、もう一つの意見をうまく使っている。その意見とは「けなし言葉」
 「けなし」を額面通りうけとって、傷つくのは勘弁だけど、そこには重要な情報が。それが、「事実」として、改善情報として受け取っていけばいい。なんと都合が良いと言われるかもしれないが、世のビジネスマンは、感情的な情報を全て受け取ってがんばっているわけがないのだ(笑)
 そして、「褒め言葉」これこそ大事にしなければ。というのは、だいたいの場合、褒め言葉のが少ない。それを、うまく情報を引き出し、リサーチしてこそ価値がでる。この方法には正直参った。

 この本は、メールを使ったマーケティングが中心にかかれているが、リアルの仕事にも十分反映させることができるはず。橋本さんではないが、一社に一冊と言うのも納得。だけどよい本だから、皆買わなくてよい(笑) 


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