この本はアマゾンでは発売していない感じですね。普通の本屋でも売っていない感じ。で、どこで手に入れたかと言えば、ブックオフ(笑) 案外ブックオフで結構売っています。出版社を見ると「電通」。で、本の最後を見るとアメリカの広告社との提携を記念して発行したのかもしれない。
もしかしたら、たくさん配った本が、古本屋に流れ込んでいるのかしら…。
中身としては、アメリカでダイレクトマーケティングと言う言葉もないし、通信販売、手紙による販売などもない第二次大戦中くらいから進んだ広告の手法をどんなアイデアから進めていったか書かれている。
いま、普通かもしれない本の間にあるとじこみハガキの通販は著者が考えたらしい。
そんな感じで、今当たり前とされるたくさんの手法を開発した話が載っている。フーンが結構多いねえ。改めて、通販の手法、広告の手法の幅の広さに、感心した。
この本はおじいちゃんの回顧録ではあるんだけど、姿勢とか当たり前にあるものを、当たり前にした努力とかは非常に評価すべき。そんな本。