パワーマインド
内藤 誼人
by G-Tools
仕事の上で少しでも主導権をとってやろう、少しでも出来るように見せよう、少しでも自分に有利にさせよう。いろんな目的で、自分をより良く見せなきゃ、なんて言うシチュエーションがでてくると思う。そんな時に、見た目で、出来そうな雰囲気にする、それにはどうやるかを語っている本。
そこに、著者は「パワー」があると言っているけど、ホントのところは、どうでしょうねえ。
でも、そんな小手先な技術も「習慣」として残せばなんとなく、よくなるかもしれませんねえ。
その技法ですけど、色々と面白い考え方が。
会話の中で7割喋れば、その時間はあなたのものになるだって。そこにパワーが出てくるとしたら、きっと、さんま師匠は世界一パワーのある喋り手でしょう(笑)
額を見せたほうが強く見える。笑顔を見せると弱くなる、相手を窮するためにうなずきをやめるなど、場の雰囲気を乱すものから、少しでも強く見せようとする態度まで。
そこまでして、力を見せると言うのは、なかなかないかも知れないけど。押し売りに入られたら使えそうな、テクニックはありましたなあ。
個人的には、少し突っ込みが入れられるくらいに、少しだけ隙を見せたほうが、話が早行きもしているけど、それは日本人相手だからかな。どんなに使えるか。ちょっと微妙な本で、別の意味で受けた。