利益を生み出す経営モデル&実践シート
横林 寛〓@51C0@
会社を黒字にするにはどうしたらいいか。この本は、実際にコンサルティングした企業の数値まで表記して見せてくれる。経営のコツは営業と、経理、開発だけど、全ての点を網羅してある本は珍しい。情報としては、仕入れから、M&A までおっているので、会社経営して、足りない情報はないんじゃないかと思う。
そんな本なので、読みごたえはあるのだが、出ている情報が実際に行った話。なので、「某企業で、仕入れ効率をこうあげたら、利益率はいくらだった」という話でまとめてあるので、以外にすんなり頭に入ってくる。でも、1回読んだからって、全てが理解できる本じゃない。わたしも、何回も読む必要が出てくるだろうし、必要な部分がどこか、今からポストイットを張りまくっている。整理しないとね。
そういう意味では、黒字を出すために仕事をしていくうえでの『経営辞書』として、この本は手元に置いておくべき本なのかなあ。
この本の特徴はやはり重点は「人」と「キャッシュフロー」。人事をどれだけフラットにして、ムダな経費を抑えるか。また、どのようにして育てるか。包括的に仕事を見ている。やはり木を見て森を見ずにならないよう、しっかり本の構成がされている。あとは、自分の中で、どれだけ消化できるかだよなあ。