出口汪の頭がよくなるスーパー読書術 論理力、考える力、発想力が誰でも身につく!
出口 汪
出口さんは受験の現代文攻略では非常に有名な予備校の先生で、多分一度は名前を聞いた事あるかもしれない。私も大学受験の時には、現代文でどうやって点を取ればよいかなんて、教えてくれる高校には行っていた事はなかった(週国語が3時間しかなかった。古文、漢文なんていう単独した教科すらなかった)。
そんな時に助けてもらったのが出口先生。当時は旺文社[G]のラジオ講座なるものがあって、毎朝5時にはラジオを着けて聞いていた。そこからだんだんと国語に回答があるという、面白みを見つけたものだ。当時の私は、感動のあまり、長野の田舎から東京まで夏季講座を聞きに駆けつけたりもしたものだ。
時も移って。出口氏もいつのまにか、代々木ゼミから独立して自分の予備校をもっているらしい。もう受験生でもないので、私は、彼の事をしばらく忘れていたが、読書術の本があるとのことで、読んでみた。
当時に心酔した、Aという命題、それをA’という具体例、エピソード。そしてA”という比喩からBという論点を見つける。その作業は大学受験そのまま。
なにげに、当時やった事は覚えているものだな。そのようにして本の論点を着いていくやり方は懐かしさ覚えながら、やはり使えるものだと。(意識せず見て入るものです)
そしてまた、本の買いかたには、面白いものが。本を買う時、「目次」と「はじめに」をみるというのは、常識だが、ここに「目次」でこれは思った章を読んでみる。そこで、面白ければ買いだし、そうでなければ買わなければいい。
確かに使えそうだ。でも、最近は子供と一緒に行くと急かされてそれすら出来ない事もあるので、私にとっては使えるかなあ…というところ。一人でのんびり買い物できる時にやっておきましょう。
出口さんも幾つか本を書いているようで、その著書には文学のお誘いも。
そういえば、最近そんな本読んでないなあ。大学時代にはトルストイ何ぞ読んで、あまりにどうしようもない貧乏、惨めさに辟易したものです(笑)
彼の本は受験用かもしれないが、ちょっと興味あるので、一度本屋に行ったら、手に取ってみようかと思います。彼の本にもあったように、私も劣等生でしたので、少し共感を得てしまいました。この本は読んでよかったなあと。
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