マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術
ジーン・ゼラズニー 数江 良一 菅野 誠二 大崎 朋子
以前紹介した、マッキンゼー流図解の技術の続編。前作では、指了作りの時に、何に気をつけるかが中心だった。今回の本では、「プレゼンテーション」にあたって、何を気をつけるか。先の本では中心が、「資料」。こっちは「人」。あくまでも、資料に負けないように、プレゼンテーション成功に向けて、人間は何に注意すべきかが描かれている。
書かれていることはプレゼンテーションに向けて、どんな準備をしておくか。プレゼンテーションの十戒なる記述は、この本のみそとなる所なので、簡単に紹介しちゃえ。
- 資料のデザインを行うに、これをシンプルに
- 遠くの人にも読みやすいよう
- 色を用いるは目的のため、装飾のためならず
- 特殊効果は最小限。内容主導で
- 合理的な製作締め切り日を設ける
- リハーサルをする
- 会場には早く着け
- バックアップのビジュアルを用意すること
- ディスカッションのために「ブランク」のスクリーンを忘れずに
- 大体において上記のうち7つは掟を心がけよ!
という感じで。
その他にもタイトルフレーズの組み合わせ方や、ポイントの絞り方、時間の抑え方など、面白い着眼点が。というか、散々授業やっていたりプレゼンやっていたりしてますが、振り返ることありますなあ…。