創生長野経済

創生長野経済

長野経済研究所

 なんとも堅めな本ですが。長野県出身の私としては、いずれは長野県に戻ろうかなあ、なんて思っています。ちなみに、この本はGW中に田舎に帰って呼んでようかなあと。現況を知る上で読んでおこうと思いました。でも、ムスメと遊ぶのに忙しくて、読む事はなできませんでした。で、今ごろ。
 この本の内容は信濃毎日新聞[G]から出てますが、なんかの機関誌に載っていた情報に加筆修正した内容らしいです。とりあえず、一つの県の状況を見るのによいかと思って。

 で、実際現在の状況ですが、読んでみる限り、苦しいのかなあ。現在、東京の一極集中が言われています。日本の田舎はどこも苦しい様子が、言われていますが。
 長野の場合は、オリンピックがあったおかげで一気に盛況になったらしいが、その後、当然ながらオリンピック並に維持できるわけがなく、その産業維持が難しくなっているようです。そして、東京からちかい事で観光産業が強いとも言われているが、最近のスキー離れ、ゴルフ離れから観光産業にも打撃が入っている様子。精密機械など有名な企業も多くあったかが、中国からの輸入に押されている共言われている。となると、八方ふさがりなのか? 弱ったものだなあ。

 現状、「上流」から来る産業はこのように、イマイチだったが、考え方を切り替えて、自分たちからニッチ産業を狙って大きくなっている会社は、現われているよう。事例がいくつも乗っていた。
 以前読んだ「ランチェスター」の考え方がココで生きるのか。地元発、全国への販売網を造る事が出来れば、きっと変わっていくのだろうか。ここら辺は著作にあったように「ヨソモノ」をうまく使いながら、産業が育成されるとよいのだが。問題は、田舎ながらの狭い心がでてこないと、いいんだけどね。

オンライン書店ビーケーワン:小さな会社★儲けのルール


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