モノづくりのこころ
常盤 文克
この本も、なんとも不思議な本ですなあ。モノづくりの話が中心かと思ったら、ドンドン話が変わっていく。いつの間にやら、商品流通な話題に変わっていき最後には、八卦になっていく。なんだこりゃ。
確かにモノづくりにはいろんな要素があるとは思うけどね。でも突飛すぎやしませんか。
そういえば、本を書く時に幾つか手法がある。一気通観に書ける人がいるけど、それは少数で、論法を組み立てて、本としての結論と流れが出来てから肉付けをしていく。そのやり方が主流らしい。でもこの本は、思った事をつらつらと。いつの間にやら、あっちへこっちへとなってしまった気がする。そういう意味では、不思議な本にでき上がっていますなあ。