ツキの法則

ツキの法則?「賭け方」と「勝敗」の科学
谷岡 一郎
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 自分は、賭事をする習慣はない。というか、起業した時点で、それが十分かけになっているか(笑)。
 賭事はしないけれど、どんな賭事が勝率が高いのか、また、どのように楽しむ事が出来るのか、気になる事もある。というか、確率論の話は面白いからね。で、この本は賭事の確立に関して、非常に有名な本らしいよ、と言うわけで読んでみた。著者の人は、賭事、相当に好きみたいねえ。

 この著者的に今一番許せいない事は、確率論に任せて、大学講師とか、大学教授と言う肩書きを持っている人が、勝てもしない論理を振りかざし、科学に任せた雰囲気で詐欺まがいの話を振りかざしていると言う事だろう。スタンスとしては、賭事は胴元にある程度のお金が落ちることになっているので、100%以上の利益を得る事はないと言う事。時に勝つ事があるが、それは、確率論の振り幅の枠でしかない事。それを理解した上で、賭事を楽しもうと言うわけだ。楽しみとしての賭事なら、納得できるかな。

 それでは、勝率はそれぞれどんなもんでしょう。例えば、宝くじ。これが一番効率の悪い賭事のようだ、勝てる率で言えば46.4%。10000円なら4640円の還付率。ひどいもんだなあ。それじゃあ、公営ギャンブルの競馬なら? 75%位だそうだ。これはあくまで平均値なので、ある程度研究によってはあげる事が出来る。この本では大橋巨泉の勝率はどのくらいかといった、興味深いモノが載っていた。なんと、80%以上だと。勝率を5%以上上げるなんて、よほどの事がないとありえないだろうなあ。

 まあ、賭事なので、誰かが勝てば、誰かがまける。それは当たり前なので、取られる事を理解した上での、楽しい賭事を楽しめばよいだろう。といっても、私は、ラスベガスにも行ったけど、正直あの雰囲気ダメなんだよなあ…。多分、賭事には、あんまり縁が無いだろうなあ。


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