本音を引き出す超・面接術
杉井 保之 山近 義幸
会社で人材がどうしても足りない…。何とかしなくっちゃ。ということで、FromAに募集を掲載したところ、何名か、よさげな人が、募集に答えてくれました。私ども、こういった、募集をしたのが初めてなのです。ですんで、どう面接して対応したらよいかというのがわかりませんでした。ということで、マニュアル本購入。こちらの面接本は、実際に非常に役に立ちましたよ。
面接の基本的質問は、コーチングで言うところの『オープン質問』を中心に、どのような対応をしてくるか、また、反応できるポイントなどをしっかり見ることが重要。たとえば、事務所の雰囲気をよくしてくれそうな、そんな逸材が欲しければ、オープン質問に対して、自分から、追加の情報を足してくれる。そこから、コミュニケーションが生まれそうなら、もうその人は採用する価値があるだろう。
その他、採用の条件として、こんな人が望まれるし、こっちは望んでいる。
そんな質問対応。
・「本当にやってみたい」と思っている人
→なぜ仕事をしたいか、ハッキリ答えられる人
・自分から学ぶことが出来る人
→学ぶために、どんな行動を起こしたか
・言葉ではなく「行動」が伴う人
→興味があることに対して、「実際に現場に行きました」とハッキリ答えられる人
・あなたが見上げることのできる人。自分より完全に下な人間はとらない
→その人の人生観と言うか、話の内容に尊敬できる点があるか
・感動する、感謝する心を持っている人
→学校、両親など世話になった人たちのことを具体的にいえるか
・どこか偏っていても、突出している何かがある人
→ある意味、こっちのリスク。でも、それが買えるなら問題なし
というか、まる工房にいる人間に偏ってない人間なんていねーよw
とまあ、こんな感じで。
実際に、そんな人はいたのでしょうか。当然満点な人はいませんでした。でも、その欠点をうめられる、そんなパーソナリティーとスキルがあれば、合格です。
いい人と巡り合える、それはそれで楽しい経験ですな。