利益重視型マーケティングBRM?「人口減少」時代の新しい売り方?
桑畑穣太郎
前から気になっていた一冊。人口減少となっている日本のような国でのマーケティング手法と銘打って出版している。内容には興味津々。
人口減少化で、利益を出すにはどうしたらよいか。著者は二つの方法しかないと。
- 利益のほとんどは、1部顧客の強烈な支持で成立する
- 身の丈を考えずに、目先の利益を拡大しようとするから、失敗する
だからこそ、すべき事は、勇気を持って顧客を絞っていく事なのだ。顧客を絞って、その顧客のニーズに応える事、そして、特別な顧客としておもてなしをする事が重要としている。上位顧客に対して、それが対応できなければ、会社はつぶれていくと。その顧客を絞って気持ちよくさせるマーケティングを、この著者はBRM[G]としている。
そして、サービスは、上位顧客から下位顧客へサービスを変更していくべきだとしている。
そこから、自分の会社にさらなる「ブランド」力をつけていく。そこから、ブランドにたどり着くよう活動項目を絞り実践していく。
そうすることで、さらに上を目指そうと。内容は、どうあれ、なんとも希望をもてる一冊ですな。