チャンスと出逢うための 人脈大改造 フツーの人でも成功できる実践法則
後藤 芳徳
著者の方は、水商売に関係しているお仕事をしているらしい。夜のお仕事らしく、園に出入りする人間には、怪しい人間もいれば、なぜここに?といえるような、すごい方も。
そんな人間関係から導いた、人脈論。妙にすごい人脈なるんだろうなあ、と。
それでは、まず人脈形成に必要なことは何だろう。この本に一番最初に掲載されているのは、「ピンチ人脈を斬ること」である。大概ここから、入っていく本は、これだけだろうなあ…。おぼれる人と共にいると、自分もおぼれてしまう。そんな人間から、離れることが、重要なことになるわけだ。
しかし人間関係は面白いもので、そんなピンチも、チャンスも人によって運ばれる。チャンスを運んでくれる、そんな人たちと付き合うことで、ツキも手に入るだろうし、自分の成長もあるだろう。
そんな人になるには、自分がオンリーワンの人間になるしかない。勝手な思い込みでも構わないから、そんな価値ある人間になるよう書かれている。
そして、この本にある、コミュニケーション3箇条が心に留まった。
- 即断即決できる準備を
- 何があっても帳尻を合わせる
- 生き銭と死に銭を知っておくこと
どちらにしても、人生はギブ&テイク。でもその前は、ギブ&ギブしかない。誰かかからもらえるとたかをくると、罰が当たる。人にどれだけ喜ばれるかが、人生の基本と言う訳だ。
この本は、前に紹介した「億万長者に弟子入りして成功する方法」とセットで読むと、より効果が上がるかもしれない。偶然一緒に読んだ.んだけどね。