大買収時代の企業情報

大買収時代の企業情報
米山 徹幸
4022500336
 最近のIR情報の開示に関しては、どの企業もがんばっている所も多くなってきている。一つの傾向としては、最近の個人投資家は、パソコンから、ネット証券会社を利用し、パソコンを用いて投資情報を得ている。要するに、その個人投資家をどれだけ魅力できるかで、その会社の株価が左右されてしまう時代になっているのだ。

 この本では。そんな、IR情報がしっかり掲載されている企業60社をしっかりと名を揚げている。(ちなみに一位は東京ガス[G]) また、いったいIRのページに必要な要素とは、いったい何かについて、しっかり書かれている。これは、企業情報を作成するに当たる、我々ウェブページ製作者にとっても、非常に役に立つ本である。

 上場企業においては、いったい投資家に向かって、何が必要なのか。また、どの情報を欲しがっているのか、この本では、改めて4点にまとめて掲載している。

  • 株価情報
  • What’s New
  • 個人投資家などユーザー別エントランス
  • 最新の会社説明会などプレゼンテーション

 こういった、投資家にとって有益な情報を迅速に提供できるか。また、「株」という商品を誤解なく提供できるかが企業にとって重要な要素になってくる。改めて、製作者にとっても、襟を正して読む必要がある本ではないでしょうかねえ。
 
 そして投資家である身分としたら、「この会社は、この点がものたりないなあ〜」と改めて、企業体制を指摘できる本でもあるかも。
 まあ、ウェブに関する情報が中心なので、冊子で充実してますとは言われたらねえ。一事が万事通用するかは、疑問ではありますが、投資家としては、ウェブに情報がのっていることって必要ですよねえ。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: